▽ ページ10
有岡side
「圭人圭人圭人圭人圭人おおおおお!!」
「What!?だ、大ちゃん!?」
「じーぴーえす!!山田のじーぴーえす見せて!!」
「へ!?なんで???」
「いいから早く!!」
「ひぃっ!わ、わかったからっ!」
知念を待っていた圭人を見つけ、すぐにGPSを開かせる。
こういうときGPSって便利だよな。
俺も付けようかな、GPS。
「は、はい。これ…」
「ちょ、スマホ借りるわっ!!」
「え!?ちょっと大ちゃん!?」
大ちゃん〜!!戻っておいで〜!!なんて圭人の声は無視無視。
なんだよこれ、どこだよこれ!!
とりあえず行き当たりばったりで走り続ける俺。
早く山田に会って謝らなきゃ。
ちゃんと俺を頼れ!って伝えなきゃ。
それから、それから…
好きだよ。って、伝えなきゃ。
※山田side
もう無理。
意識が朦朧として、何も考えられなくなる。
また、汚れた。汚された…
『はぁ、はぁ、まだ、いけるよね…涼介…』
「あぅ…んっ…」
返事も待たずに流れ込む欲。
消えてしまいたい。
今の俺は汚い。
汚いのに
「だい、ちゃ…」
好き。
大ちゃんが、好き。
奥を突かれるたびに好きの気持ちが溢れて
止まらなくて…
相手は大ちゃんじゃなくて、汚いおっさんなのに。
ああ、俺はとうとうおかしくなってしまったのだろうか。
だって…
「山田ぁ!!!!」
大好きな声が聞こえる。
※有岡side
GPSを頼りになんとか辿りついたのは
ああいうことをするホテル。
いわゆるラブ ホ。
「なんで…」
そんなこともうとっくに気付いてた。
ただ見ないふりをしていただけ。
「すみません、この子ここに来ませんでした?」
山田の写真を受付に見せ、確認をとる。
『ああ、来ましたよ。○○○号室です。』
「ありがとうございます!」
セキュリティが甘いのか、すんなり教えてくれる。
こんなもん?
○○○号室の前。
本当にこんなとこにいるのかと不安になる俺。
だって、もしここにいるとしたらそれって…
なんてことを考えていると、中から聞こえてくる声。
「も、やぁ、あっ…ああっ…んっ…だれ、か…!」
大好きな、山田の声。
「山田ぁ!!!!!!」
俺は、後先考えずに扉を蹴破っていた。
633人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くるすけ - 更新待ってます!すごく面白くてお気に入りです! (2019年8月9日 15時) (レス) id: 8dac6d8dcd (このIDを非表示/違反報告)
涼介 - もう一回風邪で弱ってる山田くんがみたいです!!看病するのはベストの誰かで!よろしくお願いします (2017年2月16日 0時) (レス) id: 6fa2c940cb (このIDを非表示/違反報告)
山田マンボウ(プロフ) - R.Y kanoさん» 了解です!少し遅くなると思いますが気長に待って頂けるとありがたいです(´‘▽‘`) (2017年1月8日 10時) (レス) id: dbfe6d342f (このIDを非表示/違反報告)
R.Y kano(プロフ) - 山田くんが誰と出かけるかをJUMPで言い争っていて最後は薮くん落ちというのを見たいです!! (2017年1月7日 23時) (レス) id: a5bce0f0db (このIDを非表示/違反報告)
山田マンボウ(プロフ) - すずすけさん» 了解です!ありがとうございます(´‘▽‘`) (2017年1月7日 1時) (レス) id: dbfe6d342f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山田マンボウ | 作成日時:2016年11月11日 17時