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歌仙「その……男の人…いや、刀剣は出なかったのか?」
一藥「うん。それが、原因で他の刀剣には暴力、出陣、夜伽で折れて居なくなった刀もあったみたい……」
小夜「ま、さか……君は…!」
一藥「小夜兄さんは頭の回転が早いんだね…。うん、僕っちはその夜伽で産まれた子なんだよ…。その主…いや、母親になる人だった…」
歌仙「その前に…君の母親はいけない事をしたんだね?本来、神である僕らと交わった」
一藥「そ、最低な女だった……産まれてすぐ僕は捨てられたんだ…」
小夜「けど、あなたは…生きている」
一藥「だって、実の父親が育ててくれたんだもん。それだけでも、嬉しいよ(クスッ」
歌仙「辛く…ないのか?実の母親に捨てられ父親も亡くなったんだろう?」
一藥「とと様は、あの女に折られたんだ……」
小夜「え…?」
一藥「歴史修正主義者になってね?ほんと、バカなことやるよね……」
歌仙「その後、何が起きたんだい?」
一藥「その、本丸は壊滅したよ。そこにいた刀剣も含めて破壊だね…」
小夜「あなたのお父さんも?」
一藥「うん…最後に火を放ってね。最初、とと様も僕を抱っこしながら敵と戦ってたんだ」
あの……炎の記憶…
一藥「でも、とと様は折れて…消えた。周りには他のお兄さんがいたから僕は生きてたからね……まあ、右腕には火傷の痕が残ってるんだけどね」
小夜「……復讐をしようとは思わなかったの…?」
歌仙「こら、お小夜…」
一藥「……したかったよ?まだ、三つの時に親を亡くして…でも、とと様はそんな事して欲しくないと思って…復讐は諦めたんだ」
歌仙「そうかい……。一つ聞いてもいいかい?」
一藥「ん?」
歌仙「君の……父親は誰なんだい?」
一藥「……話してもいいけど、盗み聞きより入っていいよ」
ギッ
??「ボクの気配……気づいたんだね…?」
一藥「乱藤四郎……だよね?」
乱「うん、ボクは乱藤四郎だよ。今の話がほんとなら……君は…」
歌仙「乱……刀をしまいなさい」
キンッ
歌仙兄さんの言うことを聞いた乱藤四郎は刀をしまい壁に寄っ掛かった…
一藥「僕っちの父親だよね?……名は藤四郎」
3振「?!」
乱「藤四郎……?!」
小夜「え…」
歌仙「なっ、…!」
一藥「全部言ってもいい?名前とか」
乱「ねえ、まさか……君の父親…"薬研藤四郎"?」
一藥「(ピクッ…!」
歌仙「その反応から…そうなのかい?」
一藥「はあ…うん。僕っちの父親は薬研藤四郎だよ……」
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小乱れ(プロフ) - ちっぺさん» あはは…薬研のように言わせようかなって… (2017年4月23日 12時) (レス) id: ec523025a5 (このIDを非表示/違反報告)
ちっぺ - ぼ、僕っちとは……語呂が悪いというか...独特っすね、初めての日本語ですwww (2017年4月22日 21時) (レス) id: 74c0eac0d3 (このIDを非表示/違反報告)
小乱れ(プロフ) - あくあっちさん» わぁぁぁ!!ありがとうございます!頑張って更新しますね!うちも、書いといて涙が止まらないです…(ノ_・。) (2017年4月1日 11時) (レス) id: ec523025a5 (このIDを非表示/違反報告)
あくあっち - 拾壱の最後の文章あたりでもう……涙がとまらないです(´;ω;`)一藥くん薬研様ーーーー (2017年3月31日 20時) (レス) id: 7d34c96ce7 (このIDを非表示/違反報告)
小乱れ(プロフ) - 茜さん» 一藥「えー…お嫁さん…?とと様が許してくれるかな?」…だ、そうです (2017年3月31日 9時) (レス) id: ec523025a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小乱れ | 作成日時:2017年2月21日 21時