夜蛾学長の娘は元読モ！？【呪術廻戦】

りんご飴 ページ32

祭り会場につき、時刻は6時を廻っていた

私は硝子と手を繋いでいた
なぜなら私は極度の方向音痴だ
1人で出歩くと必ず迷子になる

祭り会場を歩き、屋台の光が夜の中を照らす

私はふとある屋台が目に入った

りんご飴

りんご飴は小さい頃から食べてみたかったものだ

昔はあんなにカロリーのあるものなど食べられなかった

私)りんご飴…食べたいな(ボソ

そんな事を呟くと、悟が、

悟)俺りんご飴食べたぁーい！

大声で叫んだ

周りの女性はりんご飴の屋台まではしり、大量のりんご飴を買い、それが全て悟の元へいった


(りんご飴屋台…人気だな)

りんご飴は諦めよう…

そう思っていると、悟がりんご飴を渡してきた

赤く綺麗なガラスのような飴に包まれたりんご飴は
とても美味しそうだ

私)悟…いいの？これ…

そう聞くと、悟は頭を掻きながら

悟)別に…沢山あるし、食えよ

嬉しい

私は悟の耳元へ近づき、

「あ り が と 」

そう呟いた


悟は私の頭を撫で、そのまま



キスをした


そのキスは

甘く、溶けかけた飴の味だった



硝)…いいの？傑こんなの見せつけられて

硝子は傑にそう説いた

傑)…許せない、私だって1回しかキスしたことないのに



この時のキスは後悔へと変わった

【番外編4】ピアス（傑視点）→←祭りデート

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