PROLOGUE-プロローグ-【ALL】 ページ2
Aside＿＿＿＿＿＿
「お前は、今日からFischer'sの一員な！」
大人気YouTuberのシルク君にそう言われたのは、本当にいきなりの事だった。
出会ったのは大学のとき、たまたま講義で一緒になったから。
食堂で隣の席に座ってて、そのときからよく話すようになって。
でもまさか、Fischer'sに誘われるなんて思ってなかったよ。
「断る権利、ねぇからな」
シルク君がニッカリと笑って言った。他の皆も頷いてる。
いや、それって人権の侵害じゃないの？……とか考えてる私は、どう考えても空気読めてないよね。
「断る必要、あるのかな？」
私は微笑みながら答えた。
断る必要なんて、ないでしょ？
私は皆と仲良くしてたいし、もちろん皆の事が大好き。
だから、私は断らない。
「よしっ！早速動画撮ろうか！！」
Fischer'sの皆が、ガヤガヤと騒ぎながら動画の準備をする。
あ、今居るのは外なんだけど、外で撮るのかな。
「＿＿＿＿＿＿あれ。Fischer'sじゃん」
たまたま通り掛かったのは、これまた大人気YouTuberの水溜りボンド。
「今から撮影？」
カンタ君が皆に尋ねる。
「そうだよ」
ンダホ君がニコニコしながら答えた。
「コラボしない？」
マサイ君が言った。ずいぶん唐突な話だね。面白いけど。
たぶんこの流れだと、私も混ざる事になりそう。良いね。本当に楽しそう！
「はい行くよー」
いつの間にか撮影の準備が終わってて、モトキ君がカメラを構えてる。カンタ君もカメラを構えてて、トミー君もやる気満々。
「あ、撮影する前に、言いたい事あったの忘れてた」
シルク君が言った。何故かモトキ君とカンタ君もカメラを下ろす。
「あのさ＿＿＿＿＿＿」
言い掛けたシルク君の言葉を遮って、水溜りボンドの二人が言う。そしてその直後に、Fischer'sの皆が対抗するように言った。
「俺らを好きになって？」
「いや、お前にはオレらが居るし」
唐突な告白。頭が真っ白だね。返事に困るけど、少し、遊んでみようかな。
「皆。この物語は、まだ始まったばかりだよ？」
そう言って、私は皆に満面の笑みを向ける。
今はほら、撮影をしようよ。今この瞬間、楽しまなきゃ損だからさ！
物語はまだ、PROLOGUEなんだから＿＿＿＿＿＿
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夜神月 桜花です！
最初は特別編です！どうでしたかね？
これから頑張っていきます！
桜花でしたー アデュー！！
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夜神月 桜花(プロフ) - 柚子さん» 有り余ってますよねー。れやーとちゃんの言う事にも納得！ (2018年1月9日 22時) (
レス) id: 4397742930 (このIDを非表示/違反報告)
柚子(プロフ) - 本当にそうです、可愛いところが有り余ってます。そこが大好き！ (2018年1月9日 22時) (レス) id: 5b8337cc04 (このIDを非表示/違反報告)
夜神月 桜花(プロフ) - りんごおさん» コメント有り難うございます！！これからも、皆で頑張っていきます！！ (2017年12月10日 14時) (レス) id: 4397742930 (このIDを非表示/違反報告)
りんごお - どのお話も好きです！もう大好きですっ！ (2017年12月10日 11時) (レス) id: 24217c8306 (このIDを非表示/違反報告)
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