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忠義side
「もうすぐ4ヶ月なんやって、、。」
慌ててうちに来たAがテーブルに置いたのは
一枚の白黒の写真と、病院からのお手紙。
忠「、、そういうことやんな。」
そう。この写真に写ってる小さい影が、長男の裕。
正直、このときはめちゃくちゃ動揺した。
結婚する気満々やったし、もちろん、子どもは欲しかったんやけど
なんせAはまだ高校生。俺も2年目のぺーぺーやったから。
収入なんて、家族を養えるほどのもんでもなかったし。
でも、ただ若さだけは有り余ってた俺たち。
俺もAも思ってることは一緒やった。
「この子に会いたい。おとん、おかんになりたい。」って！
それからというものの。
忠「Aさんもお腹の子も絶対に幸せにします！！」
Aの両親に認めてもらうまで、頭を下げないき。
「若いのに、根性ある子なんやな。うちのAをよろしくお願いします。」
俺が成人していたこと、ちゃんと会社に勤めていたこともあって
結婚も出産も認めてもらうことができた。
ただ、Aはちゃんと高校を卒業すること。
それまではお互い寮と実家での生活を送ること。
Aは運良く選択授業で体育を取ってへんかったらしくて、卒業単位は大丈夫ということ。
俺も今まで以上に残業もこなし、シャカリキに働いた。
「あっ、今動いた！」
忠「ほんまに？どれぇ？」
週末にしか会えへんAのお腹が大きくなっていくたびに
もっと頑張らな！って思ったもんやわ。
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ゆかり(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます！リクエストなのですが、裕くんの初デートや、そこを見てしまった大倉夫婦の話とか読んでみたいです！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 68b1c55571 (このIDを非表示/違反報告)
Ryuhei love Shota(プロフ) - リク。裕がお兄ちゃんになった瞬間と赤ちゃん返りのお話お願いします (2020年8月4日 1時) (レス) id: 60d6dfd76d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢碧 | 作成日時：2020年8月2日 23時
