G ページ24
A【え?...何で、クォンさんが...】
G【真由美から連絡きた】
A【...】
G【...】
A【会いたくない】
G【...ムリに会わなくてもいいよ】
会っても話が出来るかと考えたら、Aの気持ち的に難しいと思った。
A【...私、どれだけ嫌われてたのかな...サヨナラする時だけ、こんなに早く飛んでくるなんて(苦笑)】
G【A...】
A【いい歳して、別れ話もまともに出来ないなんて、情けないけど...】
G【Aが、したいようにしろよ。】
A【...】
A自身、少し考える時間も必要か...
G【俺もシャワーしてきていい?】
A【うん。あ、ちょっと待ってて!】
バスルームにかけ込んだA
A【お待たせしました。どうぞ】
G【?】
掃除したのか(苦笑)
きちんと水滴まで拭き取ってあった。
こんな時まで...マジで変な女(苦笑)
シャワーを終えて部屋に戻ると、Aの姿がない。
俺は焦って、ロビーなどを探したけど見つからなかった。
慌てて、外に出て捜しまわった。
街の外れの展望台にAの姿を見つけた。
G【黙って居なくなんな】
驚いて振り向いたA
A【ゴメン】
G【心配した】
G【どこ行く気してた?】
A【...散歩】
G【バッグ持って?】
A【...買い物】
G【今、夜明けだけど】
A【...】
A【ゴメン】
G【ばーか】
A【...ゴメン】
G【お前の逃亡癖は、何とかなんねぇのか】
A【...スミマセン】
G【今回は、無理やり話し合えなんて言わねぇから安心しろ】
A【...】
G【最初から、ムリしなくていいって、俺言ってただろ?】
A【言ってたけど...】
G【嘘言わねぇから、俺から逃げんな】
A【はい】
G【まったく...大体、バスがねぇだろ。こっからどうやって帰んの?考えたらわかるじゃん。何で分かんないかなぁ...やっぱバカなんだな(笑)】
A【...ちょっと、言い過ぎじゃないですか?(怒)】
G【何が】
A【何がって言った?...分からないならいいです(怒)】
俺に背を向け、柵の方に向き直った。
G【ゴメン...冗談】
Aを後ろから抱き締めた。
A【ちょっと、やめてよ】
G【何もしない。こうやってるだけ。いいでしょ?】
Aの肩に顎を乗せて一緒に景色を眺めた
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作者名:yui | 作成日時:2017年12月2日 14時