会いたい人は...４ (ページ35)

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G ページ35

Aとカイトさんが帰っていくのを真由美と二人で見送った。

G【泣いてもいいよ】

真【泣かないわよ(苦笑)】

G【俺の胸貸してやろうか？(笑)】

真【遠慮しておくわ(笑)
私、ちょっと屈まなきゃならないでしょ？】

G【...(怒)】

どいつもこいつも...(怒)

真【お互い、ライバルの援護射撃してちゃ世話ないわね(苦笑)】

G【だな(苦笑)】

真【クォン君は、これでいいの？】

G【そっちこそ】

真【私は、これでいいわ。彼氏はいくらでも出来るけど、あんな面白い女..他にいないもの(苦笑)】

G【確かにな(苦笑)】

真【あなたは、引きずりそうね】

G【は？俺を誰だと思ってんの？あんな女よりいい女なんて、いーっぱいいるし】

真【ムリしてる感、半端ないわね...聞いてて痛々しいんだけど(苦笑)】

G【...折角、幸せになれそうなのにさ...
あの笑顔曇らせたくないじゃん】

真【そうね】

G【全然相手にされないのも、いい加減傷つくし...】

真【そうね】

G【後悔したって知らねぇからな】

真【それはないでしょ】

G【そこは、"そうね"じゃねぇの？(笑)】

二人で笑っていたら、

ｽﾝﾘ『ヒョン！』

G『何だよ』

ｽﾝﾘ『..この人、誰ですか？』

G『狂犬(笑)』

ｽﾝﾘ『めっちゃ、綺麗じゃないですか！紹介して下さいよ！』

G『いいけど、後悔するなよ(笑)』

すぐさま、真由美に自己紹介してるスンリ

ククク。泣かされてるスンリが目に浮かぶ(笑)

連絡先聞いて...ソッコー断られてる(笑)

真由美みたいのには、スンリくらい打たれ強い奴じゃないとダメだろうな(笑)

真【そろそろ私行くわ。じゃあねクォン君】

G【あぁ。じゃあな】

スンリにも挨拶して、颯爽と去っていった。

ｽﾝﾘ『あっ！そうだ。ヒョン、ヤバイです！マネヒョンにバレました！』

G『マジ？！何でお前は、それを早く言わねぇんだよ！』

ｽﾝﾘ『LINE見て！もう！俺の事も怒ってるし！(泣)』

LINEを開いた...

G『...』ヤバイな...

G『スンちゃん！俺達、同罪だよね！』

ｽﾝﾘ『嘘でしょ？！』

G『一緒に怒られて(ﾆｺ)』

ｽﾝﾘ『もう！すぐ、帰りますよ！』

車回してきます！
といって走りだそうとしたスンリが振り向いて

ｽﾝﾘ『ヒョン、今日めっちゃカッコ良かった！』

G『(苦笑)』

ｽﾝﾘ『失恋は、ドンマイ(笑)』

G『ほっとけよ(怒)』

スンリがいてくれて良かったよ。

だって、気が緩んだら...俺、泣いちゃいそう