会いたい人は...４ (ページ12)

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G3 ページ12

やりたい事って...

シンプルに考えたら、

Aをストーカーから守りたい...だけど、

もう会わないって...言われてるんだった

実際...結構凹むよなぁ

だってさ...サヨナラされてから、
恋してた事に気付いちゃうんだよ？

マジ傷ついてるし俺

特別扱いされるのはイヤだけど...

まさかの拒否られるなんて...

...

.......

何か、だんだんムカついてきた(怒)

何なの？この状況

ありえねぇんだよ。こんな事！

ストーカーだ？

簡単にいえば、一人の男が女に惚れたけど、相手にされなかっただけの話だろ？

...まんま俺じゃねぇかよ！

だからこそ、俺は、ストーカーを許さねぇ

お前の気持ちなんて、簡単だよ

どうしようもなく好きなんだろ？

何年たったって

変わらず

だけど...お前も辛いんじゃねぇの？

好きな女に拒否られんの...

もう、自分でも落としどころが見つからねぇのかもな

だから、俺が止めてやるよ

俺を甘く見るなよ

俺のネットワークを

どこにいたって探し出す

そして、話そうぜ

こじらせた想いを

たぶん、わかってやれるのは俺だけだろ？

俺は、一人の男に電話を入れた。

その電話を切り、次に電話を入れたのは、

G『起きたか？(笑)』

ｽﾝﾘ『ヒョン...何時だと思ってんですか...』

G『何時？』

ｽﾝﾘ『えっと、４時です...って、俺が聞いてんですよ！』

G『そんでさ、』

ｽﾝﾘ『普通に話し出す時間じゃないんですけど...』

G『うるせぇな、もう、起きてるだろ？』

ｽﾝﾘ『ヒョンが無理やり起こしたんです』

G『悪かったよ。だけど、急ぎたいんだ。』

ｽﾝﾘ『何です？』

G『お前、いい弁護士知ってるよな』

ｽﾝﾘ『知ってますけど』

G『一週間後、アポとっといて』

ｽﾝﾘ『ツアー始まりますよ』

G『関係ない。ライブ後な』

ｽﾝﾘ『その日でいいんですね？』

G『あぁ。一週間後に連れてくるって言ってたからな』

ｽﾝﾘ『何かトラブってます？』

G『あぁ。こじれまくってる』

ｽﾝﾘ『会社には』

G『絶対バレるな』

ｽﾝﾘ『わかりました。任せて下さい。でも、ヒョン大丈夫ですか？』

G『あぁ。お前の力貸してくれ』

ｽﾝﾘ『わっかりました！！俺に任せて下さい！！』

声がデカイ...

スゲェ張り切っちゃってるけど...

不安だ...バレない事を祈る...