会いたい人は... (ページ29)

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ｼﾞﾖﾝ14 ページ29

スゲー気持ちいいー‼

鈴木さんの提案にのって正解だった(笑)
専用のバルコニーに食事を用意してもらって、只今ランチ中

今日みたいな快晴の日に、バルコニーでランチする時間も余裕も今まで無かったな(苦笑)

必死に唄作って、踊って、歌って...
気がつけば、お金も地位もこの手にあった。

足りないのは、自由と時間とプライベート。

だから、急に自由な時間をもらっても、なれてないからかな...何をすればいいかわからない(苦笑)

マネ【最高だなー(笑)今回みたいのばっかりなら、お前の同行もイヤじゃないんだけどなぁ(笑)】

かるーく俺をディスって、満足気なマネヒョンを睨み付けながらも、いつも心配ばかりかけてる事を申し訳なく思う。

G【これも食べなよ...】

マネ【ん？何だよ罪滅ぼしか(笑)？そういう事なら遠慮なく貰ってやろう(笑)】

俺が最後に食べようと思ってた牛フィレステーキサンドを本当に遠慮なく食べた(怒)

そんな時、テーブルに置いていたスマホが鳴った。
画面にはリナの表示...俺はしばらくスマホを見続けていた。

マネ【でないのか？】

そう促され、

G【もしもし】

リナ【ジヨン？私、ジヨンに会いたくて！頑張って撮影早く終わらせて、少しだけ時間貰えたの！】

電話の声から、リナが俺に会うために頑張ってくれたのはわかった。

何で今日なのかな...

昨夜、他の女を抱いてた俺は、複雑な気持ちだった。

リナ【ジヨン？聞こえてる？】

G【うん。聞こえてる。なんか急だったから、驚いてた。】

リナ【ふふ。ジヨン...会いに行っていい？】

G【もちろん。そのために来たんだ】

嘘は言ってない...お前に会いに来た。

別れの予感を感じ始めていても...

会いたいと言うお前を抱き締めたいという気持ちも嘘じゃない