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if-もしも-1 ページ22

10話分岐。「見える」と答えた世界線
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「…見えるよそれ」

「!ほんとか」


見えると答えるとわかり易く驚く虎杖くん。

素直に答えると思っていなかったのだろう。

これから彼等と関わる事になるんだな。


「今から俺と一緒にこれる?」

「うん、大丈夫だよ」

「じゃあ行こうぜ!」


手を引かれ連れていかれる。

その先には黒の車と一人の男の人。


「伊地知さん、連れてきたよ」

「初めましてAです」

「初めまして。東京都立呪術高等専門学校、補助監督の伊地知と申します。」


呪術高等専門学校…聞いた事のない学校。

見えるソレが関係しているのはなんとなくわかった。

車の中での話は至って普通。

順平の事だったり映画の話だったり。

普通の友達のような感じ。

少しだけ寂しさを埋めることが出来た気がする。



.

if-もしも-2→←2.



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作者名:八重樫 | 作成日時:2021年3月4日 1時

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