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私が六年い組の立花先輩と五年ろ組鉢屋三郎先輩と心の底から関わりたくないと思っている話はまた後日。ここは一旦話を戻そう
「あ、あの…先にご挨拶してもいいですか…?」
潮江「マイペースなやつだな」
久々知「そんなことしなくたって上級生はみんなお前がここへ来ていることはわかっているよ」
…尾浜先輩め、なにが学級委員長委員会のよしみ、だ。
全部筒抜けじゃないか
尾浜「呼んだ?」
「うわっ…尾浜先輩!先輩ですね!私がくのたま長屋から引っ越してきたこと言いふらしたの!」
尾浜「挨拶する面倒省けたでしょ?」
「そ、それはそうですけど…で、先輩はなぜここに?」
尾浜「委員会決めの手伝い、委員長、代理方学園長先生の指示ですのでそう怖い顔なさらず……本当は俺"達"も一緒に委員会やりたかったんだけどね」
鉢屋「本当、いい雑用係を逃したよ」
「でたーー!!」
鉢屋「相変わらず失礼なやつだな」
綾部「昨日今日一番の声量だ」
せっかく私が立花先輩を目の前にして発狂しそうになるのを堪えてその場に留まったというのに、なぜ鉢屋先輩がわざわざ私の前に…!!
鉢屋「ちなみに今現在Aが委員会に必要ないという委員長、委員長代理は?」
竹谷「そんな人手が足りてる委員会存在しないだろう」
伊作「特にAがきてくれるっていうなら大歓迎だ」
「伊作先輩!おひさしぶりで、……また落とし穴に落ちたんですね」
伊作「きっと君が保健委員会に入ってくれたら万年不運委員という汚名を払拭することができると思うんだ!」
「あはは、それはどうだろう…」
遅れてやってきた明らかに落とし穴に落ちたであろう今日初めて袖を通した制服をボロボロにした善法寺伊作先輩が目をキラキラと輝かせながら私に語りかける。
多分不運委員会の不運は伊作先輩から……
尾浜「では改めてAの委員会決めの概要とルールを説明しますので、一旦場所を変えましょう」
「場所を変えるとは!?私が今この場で決めればいいだけなのでは!?」
綾部「よしなよA、学園長がそんなつまらない提案をするわけないだろう」
「たしかに…あれ、滝夜叉丸は?」
綾部「Aが入らないなら仕方ないと、七松先輩に連れさられたよ」
「不憫…」
立花「喜八郎、私たちも一年生の勧誘に向かうぞ」
綾部「はあい…じゃ、Aまた後でね」
「そんなぁ…」
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八重(プロフ) - ゆずこしょうさん» ありがとうございます〜!ご期待に応えられるように頑張ります! (3月21日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - こんな作品待ってました!これからも頑張って下さい! (3月21日 13時) (レス) @page32 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
八重(プロフ) - リンちゃんなう!さん» 嬉しいコメントありがとうございます!ぜひこれからもよろしくお願いします! (3月20日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
リンちゃんなう! - 夢主ちゃんの性格が好みです!楽しくて一気読みしました!続き楽しみにしてます^^ (3月20日 17時) (レス) @page22 id: 99c0a2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
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