地獄の委員会決め！ ページ8
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滝夜叉丸の言っていた通り、新学期一発目の授業は担任の挨拶と私の編入の挨拶であっさり終わってしまった。
四年生にもなればほとんどの級友が顔見知りばかりだったしお得意のかくしか説明と「よろしくね」の一言程度で済んだことは幸いだった。
綾部「キミこっちじゃ結構有名人なんだよ？」
「不思議なこともあるんだね」
平「なんといってもくのたま教室の第一号。知らないものはいないぞ」
綾部「後輩達はいまいち姿を見ただけじゃピンとこないようだけれど」
「滅多なことがなければこちらには顔を出すこと、なかったからね」
今は授業後、3人並んで廊下を歩いているところだ。…大量の視線を感じながら
「……んー」
綾部「編入早々人気者だね、うらやまし〜」
「棒読み…」
平「せっ、先輩方！そんなに穴が開くほど見たって名字が委員会に入るわけではないんですから…！！」
等々我慢ならなくなったのか滝夜叉丸が後輩ツラ(?)をしながら声を荒げる。簡潔に言うと私の編入を聞きつけた各委員会の委員長と代理が私のもとに集結しているのであった。
七松「何を言っているんだ滝夜叉丸、委員会に1人いるかいないかだと違うんだからな」
「細かいことは気にしない七松先輩が結構細かいことをおっしゃってる…」
七松「久しぶりだな！A！見ないうちに大きくなって！うち(体育委員会)にこい！」
「頭を激しく撫でるのはおやめくださいと前から言ってます…！」
七松先輩が顔を合わすたびに私の頭を犬を可愛がるように激しく撫でてくるのは相変わらずのことで、思わず大きな声が出てしまう。大体、委員会には所属したことのない私でも知っている決まりがあったはずだ
「滝夜叉丸が体育委員会なので私、入れないです！」
七松「細かいことは気にするな！」
「めちゃくちゃな人だな！」
委員会は固定じゃなくて変更することもできると聞いたこともあったけれど、先程話をしていたら滝夜叉丸は強制的に、喜八郎は自主的に引き続き所属していた体育委員会と作法委員会に所属するとのことだった。…つまり
「七松先輩と立花先輩のご期待には応えられません！」
立花「どうした？なぜ目を合わさない？」
「ひぃぃっ！」
綾部「立花先輩、僕の友達を怖がらせるのはやめてください」
立花「随分打ち解けたようだな」
私の天敵立花仙蔵先輩…この人とは一生打ち解けたくないものだ
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八重(プロフ) - ゆずこしょうさん» ありがとうございます〜！ご期待に応えられるように頑張ります！ (3月21日 22時) (
レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - こんな作品待ってました！これからも頑張って下さい！ (3月21日 13時) (レス) @page32 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
八重(プロフ) - リンちゃんなう！さん» 嬉しいコメントありがとうございます！ぜひこれからもよろしくお願いします！ (3月20日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
リンちゃんなう！ - 夢主ちゃんの性格が好みです！楽しくて一気読みしました！続き楽しみにしてます^^ (3月20日 17時) (レス) @page22 id: 99c0a2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
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