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綾部「おはよA、朝から滝夜叉丸に学園の中を連れ回されたんだって？」
「おはよう、私が案内をお願いしたの」
平「本当はお前も級友としてついてくるべきだったのに、また遅くまで穴を掘っていたな？」
綾部「ね、教室までは僕が案内してあげる」
平「聞いているのか！」
それから結局、滝夜叉丸の声かけを無視して目を覚まさなかった喜八郎を一度部屋に置いて、滝夜叉丸に忍たま長屋で生活するにあたって必要になる場所を案内してもらって食堂で朝食を食べ始めようとしているところにやっと喜八郎が合流してきたのだった
「2人って結構仲がいいんだね、くノ一教室にいた時は忍たま達の関係って全然わからないから…」
綾部「もしそう見えてるなら大きな勘違いでーす」
平「薄情ものめ」
「息ぴったりじゃない」
早朝の食堂には、新学期に向けて気合の入った表情の生徒もいれば、なんだか浮かない顔の子もいる。たまたまみんな後輩だから私のことを一度は物珍しそうに見るものの、その後に滝夜叉丸と喜八郎が目に入るとめんどくさそうな顔をして話しかけてはこない。便利な2人だ。
綾部「A、編入祝いにこれをあげよう。ようこそ四年い組へ」
平「野菜を食べたくないだけだろう！」
綾部「違う、お祝い」
平「歓迎する気持ちは同意するがな？」
「あ、ありがとう…？」
わざとらしく2人が「編入祝い」だとか「歓迎」と言うと、めんどくさそうにしたもののこちらの会話を意識していた後輩達は「なるほど」といった表情をしている。…便利な級友だ。
平「まあそんな暗い顔をするな、新学期だから担任の挨拶とお前の紹介を軽くして、午前中には終わるだろうな」
「うん、たしかにくのたま教室でも新学期はみんなでお茶したりしてたな…こっちでもそうなの？」
平「いや……」
こうして歓迎してくれる2人を目の前にしていつまでも憂鬱だとか不安だとか言っていられないなと思い、気持ちを切り替えようと質問をすれば滝夜叉丸はあからさまに気まずそうに目を逸らす。
「ん…？」
綾部「そうか、Aは参加するのは初めてか」
「何に…？」
嫌な予感しかしなくて聞きたくなかった。けれどこんな言い方されてしまうと聞くしかなかった
『委員会決め』
やっぱり仲良しじゃない、協和しちゃって。
「あ〜」
午後はくのたま達に挨拶しに一旦向こうに戻ろうかな！
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八重(プロフ) - ゆずこしょうさん» ありがとうございます〜！ご期待に応えられるように頑張ります！ (3月21日 22時) (
レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - こんな作品待ってました！これからも頑張って下さい！ (3月21日 13時) (レス) @page32 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
八重(プロフ) - リンちゃんなう！さん» 嬉しいコメントありがとうございます！ぜひこれからもよろしくお願いします！ (3月20日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
リンちゃんなう！ - 夢主ちゃんの性格が好みです！楽しくて一気読みしました！続き楽しみにしてます^^ (3月20日 17時) (レス) @page22 id: 99c0a2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
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