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「はい!次はみっきー」




田村「わかったよ…だがみっきーはやめろ」




「左吉、問題出してあげて」





左吉「えぇ!僕ですか!?」




「ほらほら」




普段見る会計委員会は潮江先輩がうまく委員長を務められてピリピリしている印象が強いけど、この子達だって遊びたい盛りだ。たまにはいいだろう。先輩がいらしたら私が怒られればいい話だし……




田村「…?お前、本当に文字を書いたか?」




左吉「もちろんです!!」




左門「僕にも書いてくれ!……優秀の秀だな!」




左吉「正解です」




「みっきーよわ〜」





今度これ用具委員会でもやりたいな、きっと食満先輩は潮江先輩と違って許してくださるし……

な、なんだ?殺気が…





団蔵「し、潮江先輩…」





「あ、どうもお疲れ様です」





潮江「……なにをしている」





ずっと笑い転げていた団蔵の顔がいきなり硬直したので、もしやと思って振り向くとそこには鬼のような顔をした潮江先輩の姿があり、目が合う。…貫禄ありすぎるだろ





田村「先輩!私がいながら申し訳ありません!」





潮江「…名字、説明しろ」





震え上がってその場に居直す下級生三人に、なんとか弁明をしようとする三木ヱ門。委員会とは思えない光景だが潮江先輩はちゃんと犯人が私であることを理解してらっしゃる。




「先輩が団蔵に文字を机に書く練習をするように指示したそうですが、それではうまく書けているかわかりません。それで左門が背中に書くことを提案したんです。それなら相手にも伝わりますし…それをゲームにしたのは私です」





田村「お、おい!正直に言い過ぎだ!少しは言い訳をしろ!」





潮江「…そうか」





私の言い分を聞くと、意外にも先輩はこれ以上何も追求してこなかった。





団蔵「おかしい…」





左吉「潮江先輩が」





左門「お咎めにならないなんて」





驚いているのは私だけではないようだ。






「先輩、恐怖統治をしすぎなのでは?」





潮江「やかましい、団蔵俺の背中に書いてみろ」






団蔵「えぇ!?潮江先輩の背中に、ですか!?」





潮江「練習の成果を委員長が見ないでどうする」




よかった。潮江先輩ってただの堅物じゃなかったんだ…と勝手に胸を撫で下ろす私




田村「お前は失礼なことを考えている時の顔がわかりやすぎる」




「さすがみっきー」




田村「…やめてくれ」

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八重(プロフ) - ゆずこしょうさん» ありがとうございます〜!ご期待に応えられるように頑張ります! (3月21日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - こんな作品待ってました!これからも頑張って下さい! (3月21日 13時) (レス) @page32 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
八重(プロフ) - リンちゃんなう!さん» 嬉しいコメントありがとうございます!ぜひこれからもよろしくお願いします! (3月20日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
リンちゃんなう! - 夢主ちゃんの性格が好みです!楽しくて一気読みしました!続き楽しみにしてます^^ (3月20日 17時) (レス) @page22 id: 99c0a2ef87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八重 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2024年3月19日 17時

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