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四年い組の実習 ページ37






立ち上がるのが久しぶりで少しよろけてしまったが、満を辞して言わせていただこう。





「完全復活だ!」




平「保健委員会からの安静令が解除になっただけで無理をする必要はないんだぞ」




綾部「本当に大丈夫なの?」




「見て!この通り足の感覚があります!歩けます!」




平「うるさいやつだ…」




綾部「滝夜叉丸に言われると屈辱的だよね〜」




「ね〜」




平「なんだと!」




ついに怪我で動かなくなっていた足が本調子に戻り、授業の参加もできるようになった今日。早速外部で実習があるのだ。

昨日大まかな説明は二人に聞いたけれど…




「それにしても二人とも女装が上手だね」




平「私は教科だけでなく実技も優秀だからな」




綾部「僕の方が結構いけてると思うんだけど」




「どっちもかわいいけど喜八郎が踏鋤を持っているのはどうかと思うよ…?」




綾部「実習が終わったらすぐに穴を掘るんだ」




「取り憑かれているのか…?」




ちなみに今回の実習は女性役をした忍たまが街にいる男をひっかけて何か奢らせるという大変シンプルなものだ。
今回、私は病み上がりということとくノ一としての実力を測りたいという担任からの指示で、普通の町娘の格好をしているのだ。




綾部「まあでも本物の女の子には敵わないよね、かわいい」




平「喜八郎よりかは私の方が美しいと思うが?Aに張り合うつもりはないな」




綾部「素直に可愛いって言えよ」





「かわいいだ〜??」




「「かわいいだろ」」




「……!!!!」




なん、だと…?私が可愛い…?目腐ってるのか??
それともあれか?喜車の術なのか??身ぐるみでも剥ごうとしているのか??()




綾部「その白い肌に大きな目!筋の通った鼻!」




平「血色のいい頬に唇、そして自然と上がった口角!!」




「「どっからどう見てもかわいい!!」」





「こ、こわ〜。なにこれ〜」




こういう時ばっかり息を揃えてくるのはほうとうにやめていただきたい。悪い気はしないけど…




「あの、普通に恥ずかしいです」




平「ふむ、どうやらAは褒められることと人を頼ることが苦手らしい」




綾部「自信持ちなよ、僕さっき君の私服姿見た時可愛くてひっくり返るかと思ったよ」




平「私もだ」





綾部「お前はキャラ的に認めちゃダメなんだよ」





「素直な奴ら〜」




さ、さてこれから美少女三人組が街の男どもを狩りに行きます!(!?)

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八重(プロフ) - ゆずこしょうさん» ありがとうございます〜!ご期待に応えられるように頑張ります! (3月21日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - こんな作品待ってました!これからも頑張って下さい! (3月21日 13時) (レス) @page32 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
八重(プロフ) - リンちゃんなう!さん» 嬉しいコメントありがとうございます!ぜひこれからもよろしくお願いします! (3月20日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
リンちゃんなう! - 夢主ちゃんの性格が好みです!楽しくて一気読みしました!続き楽しみにしてます^^ (3月20日 17時) (レス) @page22 id: 99c0a2ef87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八重 | 作者ホームページ:p://  
作成日時:2024年3月19日 17時

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