用具委員会 ページ20
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私の名前は名字A!ひょんなことからくのたま教室から忍たまたちと共に過ごすことになり、編入をした初日に私は各委員会の委員長と委員長代理に詰め寄られ委員会の加入を求められてしまった!
それを面白がった学園長先生が顧問である学級委員長委員会の采配により、鬼ごっこで私を捕まえた委員会に加入をするというルールを設けられることに!
半刻逃げ切れば私は委員会加入から免除されるというほぼ希望のない条件下、なんと!奇跡的に誰にも捕まることなくヘムヘムの終了の鐘の音が鳴り響いたのだ!
綾部「ねえA、それまだ続く?」
「喜八郎!途中で話しかけないでよ!」
綾部「どこに向かって話してたのさ」
「いや、一応私の委員会加入の経緯を皆様方に説明したほうがいいかなと…」
綾部「結局、崖から落ちてきた食満先輩を受け止めた反動で二人して地面に倒れ込み、それを捕まったと判断されたためAは用具委員会に加入することになりました。はい、満足?」
「一番言いたかったところ!」
喜八郎の言った通り、私は用具委員会に加入することになりました
私を捕まえた委員長は六年は組の食満留三郎先輩。いい人なんだけど、どこか暑苦しくて「戦う用具委員会」を自称しているらしく、これから行われる正式な顔合わせが億劫で仕方がないのだ。
綾部「ほら、早く顔合わせに行っておいで」
「うーん…」
綾部「行かないなら僕、先に委員会に行っちゃうからね」
「あ!待って!」
呆れた様子の喜八郎が教室から出て行こうとするのをすがるように引き止める。ちなみにお分かりだと思うが滝夜叉丸は授業の終了と共に七松先輩に回収されていった
綾部「…ほら、しゃんとしていっておいで?」
「悔しい…喜八郎に諭されてる…」
綾部「腹が立つな、…用具委員会は僕の掘った落とし穴を埋めるって仕事があるんだから」
いや、それは聞いてないし……
「喜八郎が学園内に掘らなきゃいい話でしょ!」
綾部「聞こえなーい」
「あぁ!もう!」
ここでようやく火をつけられた私は勢いのまま教室を飛び出した。用具委員会の活動場所へ向かおう。最悪、その後にでも逃げればいい(?)
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「遅くなりました!」
食満「おうA、今日からよろしくな」
委員会の集合場所に行くと、当然だが私は一番最後に到着したらしい。三年生に一年生が三人…結構大所帯じゃないか
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八重(プロフ) - ゆずこしょうさん» ありがとうございます〜!ご期待に応えられるように頑張ります! (3月21日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - こんな作品待ってました!これからも頑張って下さい! (3月21日 13時) (レス) @page32 id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
八重(プロフ) - リンちゃんなう!さん» 嬉しいコメントありがとうございます!ぜひこれからもよろしくお願いします! (3月20日 22時) (レス) id: 6efa099dc1 (このIDを非表示/違反報告)
リンちゃんなう! - 夢主ちゃんの性格が好みです!楽しくて一気読みしました!続き楽しみにしてます^^ (3月20日 17時) (レス) @page22 id: 99c0a2ef87 (このIDを非表示/違反報告)
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