くのたま教室の最年長は序列が低い故…【RKRN】

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私が用具委員会に入ると聞いてすぐに再び滝夜叉丸を引きずって走りに行った七松先輩を呆然と見送っていると食満先輩が申し訳なさそうに近づいてくる





食満「なんだか悪いことをした気分だな…」




綾部「ええ、そりゃうちの級友を乱暴に組み敷いたっていうんなら、それはそれは悪いことです」




食満「話を盛るな！」




潮江「名字に罪悪感があるなら会計委員会が面倒を見るが？」




食満「鉢巻奪われた雑魚が何言ってんだ！」




潮江「なんだと！？」




「あっちいよ…あつくるしいよ…」




別に委員会免除になれるとは最初から思っていなかった。
なのに一瞬でも逃げ切れたと思ってしまったのだから天国から地獄に突き落とされた気分だ。




伊作「A、この後は医務室においで？治療をしよう」




「そんな、私別に怪我なんか…」




綾部「ちゃんと見てもらうといいよ」





「喜八郎…あ、落とし穴、大活躍だったよ！」




綾部「？…そんな激しい鬼ごっこだったの？」





伊作先輩に治療を促されたので、一度喜八郎の元から離れて委員が増えなかったと嘆いてらっしゃるそれぞれの先輩方に挨拶をしに行く。潮江先輩と食満先輩は小競り合いを始めたから放っておこう




「豆腐委員長、対戦ありがとうございました」




久々知「あはは、恥ずかしい限りだ…」




「竹谷先輩、なんかすみませんでした」




竹谷「油断した俺が悪いんだ、お疲れ様」




「中在家先輩…その、ムキになってすみませんでした。図書委員にならなってもいいって思ってたのに…」




長次「…気にするな…次は何かの演習で手合わせしたいものだ」




くそ！最初から図書委員会に希望を出しておけば良かった！！




「尾浜先輩も取り仕切っていただいてありがとうございました。久しぶりに後輩にも会えました」




尾浜「委員会、がんばれよ」





「はい！…伊作先輩、お待たせしました」




伊作「うん！留三郎も一緒にくるから詳しい話は医務室で聞くといいよ」




鉢屋「A！！何か私に言うことはないのか！！」





尾浜先輩に最後に挨拶をして隣にいた鉢屋先輩をあからさまに無視をすれば、彼のプライドが許さなかったらしい。引き止められてしまった。

…言うこと？？そんなもの……あるに決まっている





「……私が捕まったとわかっていたなら！その場で言ってください！この性悪！！！」





これにて委員会決め閉幕です。

用具委員会→←委員会決定！？

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