検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:1,499 hit

百五話 ページ6

ポロポロ


優羽「! な…………なんで泣いてるんだろ…………」


車のブレーキ音に勢いよくぶつかる音……………

夢で見た全てがもし本当に起こっていたことだったら?

そんなまさか…………だってお父さんもお母さんも生きてる

………………でも、花垣さんが言ってた最悪の未来?

もしかして、私と花垣さんはタイムリープしているんじゃ…………

そんなこと………あるのか?


優羽「っ………とにかく、花垣さんのところに行って確かめないと」


あの夢が…………本当に起こるのだとしたら早くしないと!





武道視点


プルルル


武道「電話?誰だ?」


画面を見るとそこには月夜優羽と表示されていた


武道「え!?優羽!?」


俺は即座に電話に出た


優羽「あ、もしもし、急にすみません花垣さん」

武道「大丈夫だ。何かあったのか?(記憶が戻ったわけじゃないんだな)」

優羽「花垣さんに聞きたいことがあるんです」

武道「聞きたいこと?」

優羽「はい。電話ではなく直接がいいのですが、
  この後用事はありますか?」

武道「いやないよ。聞きたいことは俺の家で聞くよ。迎えに行くから
  ちょっと待ってて」

優羽「え!?な、なら私ん家でいいですよ!」

武道「あ、そう?じゃあお邪魔するよ。今行くから」

優羽「わかりました」


プツッ


武道「…………聞きたいことって何だ?」


優羽自身のこと?

それともマイキー君達のこと?


…………どっちにしても大事なことだろう

優羽の記憶を戻す為にも早くしないと!

それに優羽の両親は『血のハロウィン』のすぐ後だったよな

ならもう時間が無い筈だ………

ぜってー救ってみせるからな!






優羽視点


ピーンポーン


優羽「あ、来たかな」


ガチャッ


武道「よっ!元気か?」

優羽「こんにちは花垣さん。元気ですよ!」

武道「それはよかった!あ、中入っていい?」

優羽「あ、はい!私の部屋でお話しましょ!」

武道「わかった!」





武道「それで、聞きたいことってなんだ?」

優羽「………おかしな事と聞くかもしれませんが………」

武道「おう?(おかしな事?)」

優羽「…………………私達って、タイムリープしているんですか?」

武道「!!」

優羽「最近、おかしな夢を見るんです」

武道「ゆ、夢?」

優羽「はい。花垣さんが"最悪の未来を変えよう"や
  "優羽の両親とヒナを救えない"など…………その他にも
  ドラケンさんや場地さん、松野さんが出てくるんです」

百六話→←百四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

キムチーズ - れなさん» この小説を好きと言ってくれてとても嬉しいです!ありがとうございます🙇 (6月10日 0時) (レス) id: b346ac2692 (このIDを非表示/違反報告)
キムチーズ - れなさん» 返信遅れて申し訳ありません!続編について何ですが、自分で小説を読んでみたところ直したいところが沢山ありまして……どうにか直そうとしても物語が変になってしまうかもしれないのでまた新たに書いてみようかなと思っております。自分勝手で申し訳ありません。 (6月10日 0時) (レス) @page13 id: b346ac2692 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、全員に愛されてるの嬉しすぎます、、良かったらまた更新してもらえたら嬉しいです、、完結までついて行かせてください、、 (2023年2月27日 4時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キムチーズ | 作成日時:2021年9月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。