隣の席のやつうるせぇ【すとぷり】

おおお ページ25

｢朝ごはんたべたい｣


ころん｢おー、待ってろ｣


冷蔵庫を慣れた手つきで漁る


さとみ先輩に言わなきゃいけないこと


いっぱいいっぱいできたなぁ


あー、何時間コースかな


｢あ、きたきた！
…ねぇ、なんで朝からピーマンなの｣


ころん｢あのさぁ！作ってるの僕ね！
あと、
ちゃんと食べないと身長のびないよ〜？ww｣


｢身長はもういいの！
なんでなんでなんで！ピーマンいや！｣


こどもみたいに、駄々こねる


いやいや、ピーマンだけは無理なんだって…


それは、小さい頃…


ころん｢おい、語るな語るな｣


｢…ﾁｯ｣


ころん｢…なに、そんなにいやなの｣


｢やだ｣


ころん｢はぁ…、何したら食べてくれるの｣


｢…｣






｢…｣


黙っちゃった


ったく、しょうがねぇ


ころん｢口開けろ｣


｢えっえっ、なに口移し！？
ちょっ、待って、心の準備が…！｣


ころん｢ばかwwちげーよ！
あーん、してやったら食べるだろ？

口を閉じたとしても
無理矢理食べさせるからな？｣


｢あーんだと…｣


これならいけるかも、とぼそっと呟いた四葉


拳をぐっと握って、目を閉じている


ころん｢い、いくぞ｣


｢どんとこいやぁ！！！！！！！｣


口にピーマンを無理矢理いれる


嫌そうな顔をして、食べている


今にも吐きそうな顔していやがるww


ころん｢どうだ？｣


｢くっそまじぃな！！！！！！！！！！！！｣


ころん｢でも、頑張ったんじゃねぇか？ww｣


｢…なんか、ころん優しくない？｣


ころん｢はぁー？？
俺はいつも優しいですぅー｣


｢優しいなら、
毎日ブスブス言わないですぅー｣


ころん｢それはお前が貧乳でブスだからだろ｣


｢まじお前ぶっ〇す！！！！！！！！！！！｣

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