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・・・ギーク
「スコープ、スコープなんだね…っ！」
「そうだよギーク」
スコープが俺の名を呼んだ。それだけで涙が溢れてきて、
「う…わぁぁん！！！！」
スコープに走り寄って抱きつく。
「ん。よしよし」
懐かしい。頭ポンポン、最後の任務の前にしてもらったっけ。
「ギークばっか、ずるい」
「ふふ、ファル、おいで」
「…！っうん！」
ファルも走ってきてこっちにダイブ。
あぁもう、スコープ一人占めだったのに。
「会いたかった…！」
「…うん。ごめんね」
しばらく俺ら二人をよしよしすると、スコープは視線をあげた。
「二人とも」
「な、に…っ」
「今、話しかけ、んなバカ…！」
隠そうとしてるけど、泣いてるのバレバレ。
『あ、あの』
『お取り込み中申し訳ないんですけど…』
『誰』
『ちょ、もう少し優しく、ね？』
…忘れてた
「…全部言っちゃっていーの？」
「おっ慧！」
「じゃないと思うぞファル」
「じゃあ基地で話そうか。場所は変わってない？」
「変わってないよ。7、そういうことだから」
『基地？基地かぁ…』
コマンダー、何か問題でも？
『はっきり言うと、俺らはあなたが誰かも知らないし信用出来ない。基地にあげるのはちょっと』
『「は？」』
『う』
信用出来ない？スコープを？
「何言ってんの？」
「スコープはスコープなの」
「ギーク、ファル、ストップ」
二人してストップをかけられてむくれつつも一旦引いてやる
「なら、何したら信用してくれるかな。コマンダー？」
からかう様にわざとコードネームで呼んだスコープに、くっと少し顔をしかめたコマンダー
「…コードネームくらい聞いてりゃ誰でもわかる」
ふんっと腕を組んで見せるがいつものような威勢は感じられない
「本名は山田涼介。中高とバレンタインチョコは五〇個超え」
「「なに！？」」
「あー、うん」
五〇とか…許せねぇ。
7を集めたのはやぶだから、本名を知ってるのは当たり前なんだけど。
「ドクター」
「なに」
「本名知念侑李。自分が宇宙で一番かわいいってね」
「な、なぜそれを！」
いやそれ周知の事実やーん
「バレット」
「っはい！」
「本名中島裕翔。多趣味でカメラのメモリにはメンバーの写真が沢山なんだっけ」
「えへへ」
な、なんかありがとう
「SHINOBI」
「はい！」
「本名岡本圭人。プロテイン好き」
「Yes!」
「いやただの暴露大会じゃん！！！」
＊
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日陽(プロフ) - 追記ですが、この作品は私一人で書いているもので、作者が複数人と表記されているのはこちらの不手際によるものです！(ログインに失敗しまくった) 改めて、作者は「日陽」とさせていただきます！ (2019年2月12日 19時) (
レス) id: 3662bd44ed (このIDを非表示/違反報告)
日陽(プロフ) - 全てのコメントへの返信が難しいのでこちらで一括させていただきます。待っていてくださった方々、ありがとうございます。コメントは全て読んでいますしとても励みになりました。書き方等変わっているところもあると思いますが温かく見守っていただければ嬉しいです。 (2019年2月12日 19時) (レス) id: 3662bd44ed (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！！！無理せず頑張ってくださいね！！！ずっと応援してます！！！ (2019年2月8日 22時) (レス) id: ccf9d69ca8 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 更新ずっと待ってました！ついに………ついに来たぁぁぁああ！！！← 通知が来た瞬間泣きそうになりました。これからも頑張ってください！ (2019年2月8日 19時) (レス) id: dea4eacb95 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - お願いします。更新してください。ずっと待ってますから！ (2018年10月8日 10時) (レス) id: 812d965dab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日陽 x他3人 | 作成日時：2016年6月23日 21時
