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・・・バレット
意外といるなぁ…。
大した差はないと言ったものの面倒くさいのがこの倉庫の広さ。
先に入った二人がいいペースで倒せてはいるけど、これは時間がかかりそうだ。
『お、りゃっ！』
『ファル、しゃがんで！』
『おう！』
二人組で固まりつつバラバラに広がり倒していく。
『確かここに…あったあった』
ギークが使ってるのは…
『俺特製スタンガン！！』
普通のスタンガンより威力が増し増しにしてあると以前自慢されたことがある。
試す？と俺にそれを向けてバチバチと電流を飛ばしたギークが鬼に見えた。
「かは…っ」
「貴様ら…うっ」
「やっぱりさっきのモブって囮じゃなかったんじゃない？」
強い方だけど負ける気はしない。
もともとShadow自体弱いんじゃ…
『ああ。さっきのは囮じゃないだろうな』
やっぱり
『でも…こいつらもShadowじゃない』
……え？
ソニックの言葉に一瞬動きが止まる。
『What？どういう事？』
『僕一応調べなおしたし、あの情報は合ってるはずだけど…』
『俺達が知ってるのは、こんな弱い奴らじゃない』
『せいぜい下っ端？』
『おっファルちゃん冴えてる〜』
…まじか。
敵は全員倒したと思うけど、皆も疲労困憊。
ドクターは大した仕事は無いと判断したのかコマンダーのもとに駆け寄ってきた。
倉庫の中心にぞろぞろと集まり顔を見合わせる。
『ファル後ろ…っ！！』
ラピッドが叫んだ。
いつの間にかファルの後ろにいた敵が、刀を振り下ろしていた。
まだ残ってたのか…！
生憎ファルは俺達から一番遠いところにいる。
『ファル！！！』
倉庫にコマンダーの声が響いた。
俺も二丁拳銃を構えるけど、この広い倉庫では射程範囲外だ。
「くそっ！」
『…っ！』
ファルが意を決して目を瞑った時＿＿＿＿＿
パァンッ
「うっ」
バタ…ッ
『…へ？』
ファルを斬ろうとしていた敵が僅かな血を吐いて倒れた。
「…なに、今の…」
皆の顔を見ても驚いているばかりで、銃声にも関わらずうちの銃担当…俺はもちろんラピッドも首を振るばかり。
「…死んだの？」
『そう…っぽい』
辺りが静寂に包まれた。
＊
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日陽(プロフ) - 追記ですが、この作品は私一人で書いているもので、作者が複数人と表記されているのはこちらの不手際によるものです！(ログインに失敗しまくった) 改めて、作者は「日陽」とさせていただきます！ (2019年2月12日 19時) (
レス) id: 3662bd44ed (このIDを非表示/違反報告)
日陽(プロフ) - 全てのコメントへの返信が難しいのでこちらで一括させていただきます。待っていてくださった方々、ありがとうございます。コメントは全て読んでいますしとても励みになりました。書き方等変わっているところもあると思いますが温かく見守っていただければ嬉しいです。 (2019年2月12日 19時) (レス) id: 3662bd44ed (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！！！無理せず頑張ってくださいね！！！ずっと応援してます！！！ (2019年2月8日 22時) (レス) id: ccf9d69ca8 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 更新ずっと待ってました！ついに………ついに来たぁぁぁああ！！！← 通知が来た瞬間泣きそうになりました。これからも頑張ってください！ (2019年2月8日 19時) (レス) id: dea4eacb95 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - お願いします。更新してください。ずっと待ってますから！ (2018年10月8日 10時) (レス) id: 812d965dab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日陽 x他3人 | 作成日時：2016年6月23日 21時
