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それから､数十日後…｡
矢花サイド
和田「終業式､終わった〜!!」
金指「高2になっても同じクラスになりたいね(^-^)!」
浮所「俺も同感(^-^)!」
皇輝「けど､それは分かんないよ〜(^_^;)」
来月は､皆と離れ離れになるかもしれないのか｡
折角､友達ができたのに寂しくなるな…(^_^;)｡
和田「じゃあ､思い出作りでカラオケに行かない?」
浮所「でも俺､今日バイト…(^_^;)」
金指「俺もなんだよね(^_^;)」
皇輝「俺も｡だから､後でLINEで連絡しよっか｡矢花くんもそれでいい?」
矢花「いいよ(^^)」
和田くん達と遊ぶ約束をし､途中まで一緒に帰って､
皆と別れた後､急いであの場所へと走っていった｡
松尾サイド
シュヴァン「龍様､バナさん殿がいらっしゃいました」
松尾「ありがとう､すぐに行くね(^^)」
今日はバナさんが遊びに来る日｡
その話を聞いた仲間達は､せっせとお茶会の準備をしてくれる｡
シーニュ一族の白鳥達は､人間になってこの街で働いている人もいるから､
料理が得意な人もいるので助かっているんだ〜｡
矢花「龍(^-^)!」
松尾「いらっしゃい､バナさん!学校､お疲れ様(^-^)」
バナさんをテーブルに案内して､お茶会が始まった｡
バナさんは学校の終業式､お友達とカラオケに行く約束をしたなど､近況を報告してくれた｡
俺もカラオケに混ぜていいかと聞くと､聞いてみると言ってくれた｡行けるといいな…｡
松尾「バナさん」
矢花「うん?」
松尾「俺と出会ってくれて､ありがとう｡バナさんと出会っていなかったら､踊るのをやめていたかもしれない…｡だけど､そのお陰で俺の夢ができたんだ」
矢花「夢?」
松尾「バナさんが作った音楽で踊りたい｡それに､自分らしい族長になる｡バレエも続ける｡だからね､バナさんも信じる夢を忘れないで｡大好きな音楽をやめないで」
矢花「俺はやめないよ｡音楽は俺の原動力でもあるんだから｡音楽を生かす仕事､必ず叶えるよ(^-^)」
松尾「ふふっ､その意気(^-^)!」
矢花「俺の夢は君の夢だ」
キューン…//｡ヤバい､ハートを撃ち抜かれそう…//｡
矢花「あの､大丈夫(^_^;)?」
松尾「はっ!ごめん(＞_＜)!恥ずかしい…//」
矢花「いいって｡あっ､君に頼みがあるんだ」
松尾「えっ?」
バナさんは立ち上がり､1枚の紙を出した｡
それって､俺がプレゼントしたヘアカット無料券…｡
矢花「髪､切ってくれる?」
松尾「…喜んで//」
最終話(第10話)『俺の夢は君の夢』 終わり
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年10月17日 22時
