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この人今何て言った？
A「待って…、FくんもMさんも、他の人達も、………慎太郎が、退職に追いやったの？」
慎太郎「だって俺らの世界に要らないじゃん。え？気付いてなかったの？えマジか！俺って天才なのかもなー！！スパイとか向いてるかも！」
私は全てを察してしまった。
入社して2年経っても平和な人生だったのは、
まだ慎太郎と出会っていなかったからか。
犯人を考えて一番最初に
慎太郎を候補から消したのに、
私は彼のことを全然知らなかったみたい。
A「樹と…、同じタイプじゃん。」
慎太郎「樹って誰？Aの知り合い？」
突然目の前に現れる真っ黒な目。
私が目の前に居る筈なのに、
それは私を見ているようで見ていない。
いつもは「ちゃん」呼びなのに、
突然呼び捨てで呼ぶ彼に、別のドキドキが勝った。
A「…もう、知り合いじゃない。」
慎太郎「ふーんじゃあ良いや。」
この感じ。
今樹のことを話していたら、彼は徹底的に調べ上げて
他のみんなと同じように消すつもりだった。
今生では樹と私は赤の他人。
迷惑をかけるわけにはいかない。
慎太郎「いやーここまでするの本当大変だったんだからね？やっと二人だけになった！」
ー特に鋭い人が居てさ！
わざわざ人の多い食堂に呼び出して
脅してきたから脅し返した！
って言う慎太郎の顔は笑っている。
女性社員と一緒に見たあの光景は、
そういうことだったのか。
仕事の話をしてると思った私が馬鹿みたい。
A「…上司は、どうしたの？」
慎太郎「…………殺してはいないよ。」
「殺して"は"いない」
それがどれだけ恐ろしい言葉か彼は分かっていない。
変な間を置いて
にっこりと笑ったまま言う彼。
笑顔が怖いと思ったのは今日が初めてだ。
慎太郎「だってさ、俺の居ないところで、俺のAに、気安く触った罰だよ。重罪！それに、俺は手を加えてないから！」
A「何それ。どいつもこいつも…、そんな簡単に人を傷付けられるものなの？頭ごなしに言いたくないけど、…間違ってるよ。」
慎太郎「…………Aのためにならなかった？」
A「私はこんなことされても嬉しくないよ…。実際めっちゃ怖かったし、今は慎太郎が怖い。…ごめんけど、正直、別れてほしい。」
彼のこんな面を知って、
これからも好きでいる自信が無い。
きっと、耐えられない。
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Shiona(プロフ) - 菫さん» ありがとうございます。頑張ります。 (2022年12月2日 23時) (
レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - まさかの全員集合！？これはきょもも来る感じですね！！更新待ってます！！ (2022年11月29日 21時) (レス) @page43 id: a9a6cb0fc5 (このIDを非表示/違反報告)
Shiona(プロフ) - 菫さん» さてどうでしょう( ・∀・)いつもコメントありがとうございます。お互い体調に気を付けましょうね。 (2022年9月28日 11時) (レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
菫(プロフ) - バード、ライオンってことはjungleに関係してくるんですか！？人生6回目って言ってたから多分スト全員の回来ますよねこれ！！次は誰かなってめっちゃ楽しみにしてます！！寒くなってきたのでお体に気をつけてください！ (2022年9月26日 17時) (レス) id: a9a6cb0fc5 (このIDを非表示/違反報告)
Shiona(プロフ) - 菫さん» 前作に引き続きありがとうございます(^-^)楽しんで頂けたらと思います。 (2022年9月20日 22時) (レス) id: 146bf73b62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shiona
| 作成日時：2022年9月1日 22時
