検索窓
今日:5 hit、昨日:23 hit、合計:236 hit

6 ページ6

.



『バレー部のマネージャー、ですか?』


「そうそう。

俺、男子バレー部の主将やってる3年の黒尾鉄朗ね
こっちは1年の灰羽リエーフ」


『2年の大野Aです』


「よろしくネ。

福永と研磨から聞いたけどAチャン帰宅部なんでしょ?
もしよければ男バレどうかなーって」



マネージャーかぁ…
部活見学のとき色々見たけど男子の部活は見てなかったな
支える立場になるなんて考え持ってなかった



「Aさんマネージャーやってくださいよ!!」


『リエーフさっきマネージャー欲しい!って大きい声で言ってたもんね』


「うぐっ」


『んー、とりあえず明日見学行ってもいいですか?』


「え!いいの!?まじで!?」


『とりあえず見学ですけど』


「それでも全然オッケー!

じゃあ明日の放課後体育館来てくれるか?
できればジャージがいいんだけど」


『わかりました。場所曖昧なんで孤爪に案内してもらいます」


「わかった。研磨にも伝えておく
じゃあ明日待ってるから

リエーフもそろそろ行くぞー」



そのままトサカ先輩改め黒尾先輩はバレー部集団の方へと戻っていった

リエーフは見せてもらってありがとうございました!と元気よく言いながらカメラを渡してきて黒尾先輩のあとを追う

この短時間にあったことが急展開すぎて思わず黒尾先輩の方を見る
リエーフの方が背は高いが、頼もしい背中をしているのは圧倒的に黒尾先輩だった

その後ろ姿に思わずシャッターを切ると座っていたバレー部員達みんなの目線が2人に向いてることがわかる



『なるほど、これが青春てやつか』



そう1人呟いてわたしはまたシャッターを切った




.

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みけ | 作成日時:2024年4月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。