シロクロ ページ30
如月 side
今日は彼氏と別れるために亮ちゃんとしんちゃんに付き添いしてもらうことになった。
でも、いざとなると緊張して自信が無くなっていた。そんな私の不安や心配が顔に出てたせいか、
錦戸(大丈夫、俺らがついてる)ﾎﾞｿｯ
亮ちゃんが耳打ちで励ましてくれた。
私はこんな状況なのに、
亮ちゃんの優しさに少しドキッとしてしまった。
如月(う、うん…ありがとう亮ちゃん…///)
この日は怪しまれんようにご飯に誘って呼び出すことにした。個室の店を用意して雄太が来るのを3人で待った。
ｶﾞﾗｯ
雄太(え?!あ、あ、関ジャニ∞さん？)
如月(雄太、こちらメンバーのしんちゃんと亮ちゃん)
雄太(あっどうも。田村雄太です。いつもAがお世話になってます ^^ )
村上(雄太さんごめんな！無理やり俺らが着いてきてん。まぁ、そこ座りぃな！)
雄太(全然構わないですよ^^
いや〜、まさか関ジャニさんに会えるなんてしかも錦戸くんを生で見れるなんて光栄です！)
錦戸(お前ようのうのうとしとんな)
雄太(はい？^^)
村上(まぁまぁ、亮落ち着きいや)
雄太(????)
雄太はまだ別れを告げるために呼び出されたと感じていないんだろう。
ダメだ...。手が震えてしまう...
でも、ここで私が言わないとダメなんだ、
せっかくしんちゃんと亮ちゃんが作ってくれた機会だ、このチャンスを逃したらもう私は雄太の言いなりにされる…。
だから、だから…
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作者名：枝豆 | 作成日時：2021年1月20日 16時
