White berry** (ページ14)

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彼氏との問題 △番外編ページ14

如月 side

夜、お風呂を上がると私のケータイを片手に持っていた雄太。

如月(雄太…？どうしたの…？)

雄太(Aは俺の彼女だよね？)

如月(なに？突然…そんなの当たり前でしょ？汗)

雄太(じゃあ何だよこれ！おかしいだろこんなの！)

そう言って見せたのは、大倉からのLINEやった。

如月(なっ………！)

雄太(好きなの？大倉くんのこと)ﾎﾞｿｯ

如月(えっ？なんでそうなるの！そんな訳ないじゃん！汗)

雄太(言い訳すんなよ！！！！)

バシッ

如月(イっ…くっ……)

雄太(なんでだよ！俺達付き合ってるんだよね？
ねぇ！？！！)

如月(うん…ｸﾞｽｯ…ごめん…ごめんなさい…)ｸﾞｽ

雄太(泣かないでよ。俺が悪いみたいじゃん。
でも、さすがに俺はこんなの見たら不安になるよ…)

如月(ごｯ…それは…ほんまにごめん…。
でも、やましい気持ちがある訳じゃないし、雄太と付き合ってからは大倉の家へ行ってない。
でも、大倉は私が彼氏居ること知らないから…友達として誘ってくれたんだと思うの…)

雄太(……うん)

如月(私は雄太が好きだし！浮気なんて絶対しない。
ただ私が雄太を不安にさせたには違いない。だから…ほんとうにごめんなさい…)

雄太(もう分かったよ。俺も勝手にケータイ見て悪かったよ)ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

如月(んん、私が悪いからいいの。雄太は謝らないで)

雄太(ごめん。俺こんなんで妬いてちゃダメだよな笑
Aの仕事理解してるはずなのに…どうしても不安になるんだ。)

如月(いいの。私もこれからは自分自身の行動に気をつけるね。)

雄太(うん。ありがとう…愛してるよA)ﾁｭｯ

如月(私も…)

この日私は、初めて雄太に手を挙げられた。

でもこれは仕方ない。自分自身の自覚のない行動のせい。雄太が悪い訳じゃない。私が悪いんや。

許してくれた雄太は優しい。