future ページ9
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「んで、」
「なんでいんの?」
翌朝、お昼までたっぷりと熟睡した。
だけど時間的にお腹はすくわけで、お昼を買いに玄関を出たら...。
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『あ、おはようございます』
その時の彼女の顔といったら、別にこれが普通です。みたいな感じでさ。
「....?」
めちゃくちゃ疑問を感じたんだけど、でもここで立ち話していて誰かに見られたらたまったもんじゃない。
急いで部屋に入れて、今に至るんだ。
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冷たいフローリングに座っている彼女は、小さく端で正座していた。
「.....」
昨日、彼女とは時間差でファミレスを出た。
もちろん、僕が後からで。
....絶対、つけてきたんだ。
隠れて、僕に気づかれないようにつけてきたに決まってる。
『なんでって言われても....、』
「どうして次の日の朝に君がここにいるの?つけてきたんだろ」
僕のマンション、セキュリティはバッチリだからあまり心配はしていなかったのに。
まさかこんな子にいとも簡単に入られてしまうなんて...。
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『つ、つけてきた!?なわけないじゃないですか、』
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『隣の表札、大倉って書いてあるでしょ?』
彼女は、僕の部屋の隣の部屋と接する壁をバシッと指差した。
「...だから?」
『だからってね...。ここ、』
『私の部屋ですよ、』
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ティパ二(プロフ) - ローズさん» ありがとうございます!ほんとに更新できず申し訳御座いません泣 (2016年5月24日 2時) (レス) id: f2851a80d5 (このIDを非表示/違反報告)
ローズ - 私この作品好きです!なので頑張ってください(*≧∀≦*) (2016年5月22日 17時) (レス) id: 8227a62e3f (このIDを非表示/違反報告)
ティパ二(プロフ) - しゅうさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅くて申し訳ないです汗 (2016年5月9日 0時) (レス) id: e8554d98f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう - とても面白いです!更新頑張ってください(^-^)/ (2016年5月8日 14時) (レス) id: 5b45eac8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティパ二 | 作成日時:2016年3月29日 18時