future ページ43
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「あっ…、えーっ…と、」
どうしよう。
いざ話すとなるとめちゃくちゃ話しにくい。
自分から電話切ったくせに、何かけてきてんだって思ってる?
…不安で、いっぱいだった。
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『…明日ですね』
「え?」
でも先にその話を持ち出してきたのは彼女の方だった。
もう、それはそれは穏やかな声で。
私は覚悟できてます、とでも言われてるよう__________
「…あのさ『私、ここに来るまで気づかなかったんです』
「…ん、なにに?」
ずいぶん落ち着きのない。
逆に僕が冷静でいた。
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『自分が、明日死ぬことに』
…あー。
なにも言い返せないな。
『…あ、ごめんなさい!こんな時にっ、』
『…でも、…やっぱ誰かに話さないと、…っ、』
誰かに、話さないと…?
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「…その続きは?」
『…』
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『あたしっ…、』
『ここにきて、怖いって感じてる__________』
それは、彼女の心からのヘルプだった。
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ティパ二(プロフ) - ローズさん» ありがとうございます!ほんとに更新できず申し訳御座いません泣 (2016年5月24日 2時) (レス) id: f2851a80d5 (このIDを非表示/違反報告)
ローズ - 私この作品好きです!なので頑張ってください(*≧∀≦*) (2016年5月22日 17時) (レス) id: 8227a62e3f (このIDを非表示/違反報告)
ティパ二(プロフ) - しゅうさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅くて申し訳ないです汗 (2016年5月9日 0時) (レス) id: e8554d98f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう - とても面白いです!更新頑張ってください(^-^)/ (2016年5月8日 14時) (レス) id: 5b45eac8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティパ二 | 作成日時:2016年3月29日 18時