future ページ30
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「…それは、どういうことなの?」
泣いていることがわかると、途端に優しくしなければならない気がしてしまう。
「お願いだからさ、話してよ」
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『…これを聞いても、あなたは映画館に行かないと、』
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『……約束、してくれますか.....?』
これは、彼女なりの精一杯の勇気。
優しく、でも力強い声で僕に問いかける。
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「…約束する」
そして僕はこれに応えなければいけないと思った。
応えることが、義務だと思った。
『…ふふ、ごめんなさい。しつこすぎましたね』
この子は、本当にくるくると感情が変わる子だ。
泣いたかと思ったら、笑って。
…だからかな、
僕らはずっと前から、知り合いだった気がする__________
『お話、させていただきます』
僕は思わず息を飲む。
ずっと聞きたかったことが聞けるからかな、ちょっと緊張する。
『…っ』
そして彼女は一息おいて息を吸った。
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『私が未来から来たのは、あなたの命を守るため』
『あなたは、このままだと2年後、』
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『病院のベッドにいます__________』
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ティパ二(プロフ) - ローズさん» ありがとうございます!ほんとに更新できず申し訳御座いません泣 (2016年5月24日 2時) (レス) id: f2851a80d5 (このIDを非表示/違反報告)
ローズ - 私この作品好きです!なので頑張ってください(*≧∀≦*) (2016年5月22日 17時) (レス) id: 8227a62e3f (このIDを非表示/違反報告)
ティパ二(プロフ) - しゅうさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅くて申し訳ないです汗 (2016年5月9日 0時) (レス) id: e8554d98f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう - とても面白いです!更新頑張ってください(^-^)/ (2016年5月8日 14時) (レス) id: 5b45eac8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティパ二 | 作成日時:2016年3月29日 18時