future ページ19
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「...何?」
なんだろ、涼介はまるで演技をしているかのように見える。
それくらいムカつく態度で。
癇に障る。
涼介「え、だって何かのドラマみたいじゃん。隣に越してきた人に一目惚れ的な」
...なんだよ、その言い方。
いつもの涼介じゃない。
別に一目惚れしたわけじゃないし、そもそもあの子のことなんて…好きじゃない。
さっきまで僕の前に立っていた涼介は、いつのまにかポケットに手を突っ込んで椅子に座っていた。
でも僕はその場から動くことができなかった。
「....涼介は、僕の言っていることが嘘だって言いたいの?」
涼介「ああ、そうだけど」
涼介「だって有り得ないでしょ、」
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涼介「知念が、....あり得ない」
「.....」
涼介は信じないんじゃなくて、“信じたくない”んじゃないか。
僕に限ってそんなことはない、と。
そんなの、嘘なんじゃないか、と。
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涼介「....、」
嘘だよな?って、涼介の瞳が僕に語り掛ける。
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ティパ二(プロフ) - ローズさん» ありがとうございます!ほんとに更新できず申し訳御座いません泣 (2016年5月24日 2時) (レス) id: f2851a80d5 (このIDを非表示/違反報告)
ローズ - 私この作品好きです!なので頑張ってください(*≧∀≦*) (2016年5月22日 17時) (レス) id: 8227a62e3f (このIDを非表示/違反報告)
ティパ二(プロフ) - しゅうさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅くて申し訳ないです汗 (2016年5月9日 0時) (レス) id: e8554d98f2 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう - とても面白いです!更新頑張ってください(^-^)/ (2016年5月8日 14時) (レス) id: 5b45eac8d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティパ二 | 作成日時:2016年3月29日 18時