destiny ページ9
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優太「なんだよー、三日坊主どころじゃない、一日坊主じゃねーか」
翌日、通常通り遅刻した。
保育園にひろを送ると、どうしても3分、学校に間に合わない。
『昨日はたまたま早く起きれたの』
隣の優太は、遅刻しそうなくらいテキトーなのに遅刻しない。
いつも、私が来た瞬間に話しかけてくるから、前に立っている先生も呆れている。
優太「ほんの3分だろ!」
『知ってる?朝の3分って夜の1時間と同じ体感時間なんだよ』
優太「....なるほど、それくらい貴重ってことだよな!」
腕を組み深く頷く優太。
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優太「あ....あのさ、」
さっきまで笑顔だった優太が、自信のなさそうな表情を見せる。
私が首をかしげると、
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優太「その....そ、そろそろ中間だよな!やべ、勉強しねーとなー....」
頭を掻きながらちらちらとこちらを見る。
『....そうだね、優太はまず真面目に授業受けようね』
優太「いや、....Aこそいつも寝てるじゃん!って言っても、成績いいんだっけか...」
『親の遺伝に感謝してる』
こんな生活をしているからか、授業中の眠気はどう頑張っても取れない。
優太のことを言えないくらい、私も不真面目な学生だった。
優太「羨ましい....」
頬杖を突きながら、視線は斜め上を見ている。
『.....ありがとう』
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また。
また優太は、切なそうな顔をした。
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ティパ二(プロフ) - 有姫さん» ありがとうございます！3回も！作者はとても幸せです泣頑張ります！ (2019年6月17日 0時) (
レス) id: 431cc30fd2 (このIDを非表示/違反報告)
有姫(プロフ) - 最初っからもう3回も読んじゃいました！めっちゃ好きです！なんか涙出てきます！これからも更新楽しみにしてます！ (2019年6月16日 15時) (レス) id: 2062434e73 (このIDを非表示/違反報告)
ティパ二(プロフ) - コキンちゃんさん» えー！めちゃ嬉しいです！これからもご愛読ください！ (2019年6月9日 0時) (レス) id: 431cc30fd2 (このIDを非表示/違反報告)
コキンちゃん - めちゃめちゃ好きです！ (2019年6月8日 22時) (レス) id: 53d29c3657 (このIDを非表示/違反報告)
ティパ二(プロフ) - あんぱんまんさん» ありがとうございます！なるべく良いペースで更新できるよう頑張りますっ！ (2019年6月3日 19時) (レス) id: 431cc30fd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティパ二
| 作成日時：2019年5月29日 16時
