俺は彼女の言いなり。-ryosuke.Y-[完結]

言いなり ページ7

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『...A。』

「なに」








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「俺、明日暇だよ♡」

『....だからなに。』




ベッドで寝っ転がるAを後ろから抱きしめる。

なのにスマホいじってるし、見向きもしない。

でもAはこうやってされるのが好きなんだってさ。何するわけでもないのに。

結構、我慢も寸前なのに。





だってここまではしてくれるのに、それ以上はないんだぜ⁉

嫌いなんだってよ、そういうことが。







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....女ってよくわかんねー。





「だからなにってね、俺が言いたいことわかるっしょ。」

『明日はダメ。バイト』

「なんか最近バイト入れすぎじゃない?稼ぎすぎじゃない?」

『お金早く貯めたいでしょ。涼介も働けっ』






....言ってくれるじゃん。俺たちのためってことですね。






ふいに、俺の回す手をギュッと掴む。







「....ねねっ、」

『だーかーら、なに!』



くるっと向きを変え、俺たちは顔を見合わせた。

お風呂あがり、シャンプーの香りが鼻を通る。









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「ほんとに、Aちゃんは素直じゃないねー?」








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『....殴るよ?』

思い切り頬をつねられた。




「まあ、....Aに殴られるなら、別にいいよ。」

『きっも、きもいわきもいきもい.。』

「お前が言ったんだろー」

『うるさい、寝る、電気』









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「....はーい」


だらーんとぶら下がる長い紐を下げる。









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「...おやすみ____________。」



唇を少しだけ奪えば、







『....っ、ムカつく...』



なんて言いつつ、俺の胸に顔をうずめるとこ、








可愛いっす。

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