アイドルの君 ２

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LK「………上手くやっていけるかは分からないけど上手くやっていきたいと思ってる」


「…ごめん、そんな顔にさせたかったわけじゃないの」









あからさまに悲しそうにショボンと上唇を尖らす
ミノを見て場違いにも可愛いとか思ってる自分殴りたい。















LK「いつかは世間に公表する事になって、勿論批判だってくるのは分かってるけど、Aに危害が及ぶ様なことは絶対にさせないし、………ちゃんと守るから」


「頼もし〜。まぁいつの話だよ！って感じだよね。」


LK「不安な気持ちにさせたのは俺の職業柄だし、安心させてあげられない自分が不甲斐なくてモヤモヤする。俺って死んだ方がいい？」



「病み方すご。ふふっ…ミノの唇って本当にクチバシみたいだよね。拗ねたり気分落ちてるとき大体尖らしてム〜って顔するよね、可愛い」


LK「…だからって触らないでくれる？」


「付き合ったらその人の身体は私のものでしょ」


LK「意味わかんない。俺のことキープしようとしてたくせに付き合ったらすぐそうやって開き直りやがって………」


「言い方悪っる」











…まぁ、今は楽しいことだけ考えようかな。

今将来のこと考えても何にもならないし
ミノ以外の人を好きになるなんてもう考えられないし。








………って、考えないわけにはいかないんだ！！！
そういえば私２７歳だった。









「……私はミノとこれから何起きようが絶対離れるつもりないよ？でももしも、もしもだよ！怒らないでよ！？……別れたとしても…
LK「別れない」


…だから怒らないでよって前置きしたじゃん。」



LK「怒ってない、忠告だよ」




「そっちの方が怖いわ。…ニコってしながら言うのやめて。」

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