アイドルの君 ２

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LK「………ふ、ふふっ」


絡めてた指がピクッと動いたかと思えば数秒後、そんな笑い声が聞こえた










「…お、おおお、おお、お、お、お、おきききっっっ、起きてたの？」


LK「いや、笑…うん、まだウトウトして目瞑ってただけだったから……起きてたけど？」







「おやすみ！！」


驚きでデメキンみたいに大きく開けた目を逃げるようにもう一度ギュッと瞑った。恥ずかしすぎる。本当に寝る直前で目を瞑ってほしい。恥ずかしい。恥ずかしすぎる。











LK「それはないでしょ、Aの正直な一言も聞いちゃったし」


「なにが」


LK「はぁ。…………したいなぁ。」


「そんなこと言ってないし。」








ヤバい、私ミノといるときは
独り言すら韓国語になっちゃってるんだ。

日本語で言ってたら絶対バレなかったのに………














LK「もう無理だって、盗み聞き楽しかったよ……で、どうする？……する？」


「！！！！………どうして聞くの」


LK「したいんでしょ？」




「私に委ねるのズルいよ、」










暗くてよかった。絶対表情すごいし顔赤い…
なんかもう身体アツい。すごく恥ずかしい。火を吹いちゃいそうという言葉が凄く近しい表現だというのを理解した。
















「……ミノはしたくないの」


疲れてるだろうし
今までスンッて寝てたし。


















LK「あー！‥‥ヤバい。今のめっちゃ可愛かった。もう一回言って」(ギューーーー


「ちょ、痛い痛い"ｯｯ！窒息死す"る"っっっ、ほんと力加減そろそろ学んで！！」


LK「可愛いのが悪い。暗くて顔よく見えなかった〜、きっと恥ずかしくて顔赤くしてるでしょ？想像するだけで可愛いけど」








『はぁぁぁ、…恥ずかしい、。聞かれてたのも嫌だ…』


LK「ハジュカシイ？…あぁ、恥ずかしいね」


「…日本語上達しすぎ。もう私が日本語で喋っても全部理解されちゃうじゃん……」


LK「Aが韓国語で俺に合わせてくれる事にいつまでも頼ってるのダサいしね、……まぁそんなことは今どうでもいいんだけど」
　










繋いでいた手が解かれて私の上に跨るように動いたミノの顔が、目が暗さに慣れて段々と見えるように。


「うわーやめてやめて！上から見下ろさないで……っ」





久しぶりすぎてこうして自分の上に跨がられるのすらもうダメだ。ドキドキしすぎて息荒くなりそう。


………変態みたいだからやめよ

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