アイドルの君 ２

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LK「泣かないで、ごめん。俺めっちゃ無神経なこと言った。……ここ座って」


「ｸﾞｽｯ」


LK「可愛…じゃなくて、まず言いたいことがあるから言っても良い？」


「…うん"」


LK「うん。まずさ。なんで俺が他の女に目移りするとか不安に思ってるの？いや何となく分かるけどさ。え？俺が本当に目移りすると思ってるの？…え？本気で思ってるの？可愛い人に囲まれて。とか言うけど話すのは挨拶する時だけだよ？俺が無視してるからだけど。鎖国アイドルで有名な俺だよ？そもそも同業者を恋愛感情で見れないし見れても俺が好きなのはAだから目移りなんてしない。以上。近いのに遠いに関しては言いたいことは分かる。分かるけどこればっかりは仕方ない。綺麗事なしで言えば所詮アイドルと一般人だから。でもこうして住んでる国が違うのにAに会いたくて飛んで来た俺の行動力を見ても遠いとか言えるの？言えたら酷いね。あとお互いのことは立場が違うから一生理解出来ないに関してはそれも仕方ないよね、だって所詮アイドルと一般(以下略)。でも分からなくてぶつかることがあったらちゃんと話そうよ、恋人ってそういうもんじゃん。付き合ったの初めてだから知らないけど。俺はAが大好きだしAは俺を愛してる。何が問題あるの？ないよね？」










「……あっ、ごめん。聞いてなかった、、 うん。まずさ。までは聞いてた」


LK「それ最初だね、この会話も２回目。いい加減にして」


「ごめんなさい」


LK「とりあえず水ちょうだい。喉乾いた」


「そりゃ乾くだろうね、はい」


LK「ありがと。…とりあえずそんなくっだらない心配しなくていいから」


「…くっだらないって」


LK「くっっっっっっっっっっっっだらないじゃん。なに？俺が目移りするってまだ思ってるの？さっきの話を聞いても？」


「聞いてなかったもん」


LK「じゃあAが悪い、終わり。不安ならメンバーに聞けば。まぁ聞ける手段ないだろうけ…


「時々スンミニから聞いてる」


…………なんだって？」


「時々スンミニから聞いてる」


LK「２回言わなくていい」


「えぇ…」






LK「どういうこと？スンミニ？スンミニって誰のことか分かってる？」


「うん、アギパンから２番目の末っ子」


LK「合ってるけど、覚え方。…誰の連絡先持ってるの？」




「えーと、スンミニとチャンバンとアギパン」


LK「…チャンビナかな？」


「リーダーの人」


LK「バンチャンかー」

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