アイドルの君 ２

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「じゃあトモ、漫画本棚直しとくねー！あ、部屋勝手に入るよ」


友「はーい、またイノとどうなったか教えてね〜バイバイ〜」


「ミノな。芸名はリノ。あとどうもならないから」


友「別に何ノでもいいよ。これから私関わることないし。じゃ、シノもバイバイ」





LK「さっきからわざと間違えてるの？」

友「なんて言ってるか分かんないけど、私が可愛いのは今に始まったことじゃないよ」

LK「A、なんて言ってるの？」






「私の好物はゲテモノですだって。いつまでも噛み付かないの。はい、トモもバイバイ。ミノ、あんたもバイバイってしなさい。」


LK「ゲテモノ…」


「うんそーそー」


LK「お礼に何か買おうと思ってたけどそれ聞いて考えるの面倒になったから当たり障わりのないプリンにする」


「プリンって当たり障りのない贈り物なのか……？…まぁいいか、贈り先トモだし。…とりあえず私もトモの家に用事あるから行こっか。ミノもこっちいる間はずっとトモの家にお世話になるんでしょ？」


LK「こっちにいる間というか、俺明日帰るから今日だけお世話になる」


「あ、そうなんだね。」


LK「うん」









それから会話はなく日が暮れる中
トモの家に向かった






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「おばちゃん！久しぶり！！！！」


友ママ「Aちゃん！久しぶり〜！！あら？そちらの子は？」


「え？顔合わせてなかったの？」



友「ええ？なんの話？？」













LK「うるは、この方は」


「トモのママだよ。顔合わせてなかったんだね」


LK「…お父さんの方だけ、」










友ママ「…もしかしてAちゃんの恋人！？！…すっっっっっごいイケメン連れてきたね。！！！！って、え、いや本当にイケメンだわ………彫刻みたい……」


LK「コンニチハ、…お世話ニナリマス、リノデス。」


友ママ「お世話？……ああぁ！お父さんが言ってた人ね！！！ってことはAちゃんの韓国のお友達よね？たしか。」


LK「？？……ヨロシクオネガイシマス」








「あ、おばちゃん。東京バナナ買ってきたからおっちゃんと一緒に食べて〜」


友ママ「あらまぁ。ありがとうね！Aちゃんも泊まる〜？」


「お母さんが麻婆豆腐作ってくれてるから泊まらない〜。夜ご飯だけどミノ連れて行っていい？寝るためだけにここ使ってごめんだけど」


友ママ「全然大丈夫よ！ゆっくりしていってね〜」


「うん！ありがと〜！じゃ、ミノ！私の家行こ！！！」

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