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LH「…個室、か」
XM「……っ」
ベッドが隠されたカーテン
…A、いますか？
そっち側に、いますか？
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「呼び出しボタン押してませんよ〜？」
愛しい声
Aの声
聞こえた
LH「…な、なぁ、本当に……っ？」
意を決してカーテンをめくる
" シャッ "
「わ、っ…ビックリし……ぎゃっ！！！」
XM「…A、つ……Aだ、ぁ……ッ」
「いや、…え、だ、だだ大丈夫ですか？」
俺を忘れていても
今見えている存在を更に確かめるようにハグをした
この抱き心地
平均体温が高くてカイロみたいな暖かい感じも
不意に抱きしめられたらピキッと硬直するのも
" ぎゅっ "
数秒経つと抱きしめ返してくれるのも
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XM「…っ、会いたかった……ッ、A、、」
もう、涙は止まらなかった
「…A、、私ですか？」
LH「…自分の名前わかる？」
「私はド・Aです」
LH「……そっか、良かった」
もう、俺とは同じ匂いがしなくなって
敬語になってしまって
ミンソクって呼ぶこともなくなったA
……いいよ、そんな事、どうでもいいんだ
会えたから
話しかけてくれて
Aを感じることができて
「……あの〜、痛いです、、？」
XM「…ふ、ふふっ……ごめん、ごめんね…ッ」
覚悟はしてたつもりでも
忘れられるのって、こんなに辛いんだ
会えた喜びと
忘れられた悲しさが
重なって笑いながら泣く俺は相当気持ち悪いだろうな
XM「……A、愛してるよ」
「……うぇ、っ？」
XM「ずっと、愛してる」
「…は、え、？！？///」
XM「……Aだけを、愛してるよ」
「いや、え、誰ですか……？！」
XM「誰だろうね、でも愛してる」
" 彼女は、大切にしなさい "
チャンミニヒョン
俺、抱きしめて愛してるって言ったよ
「…愛してるって、、///」
LH「アハハっ、照れてる」
「照れてないです！！！///」
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ぱぉるぅ(プロフ) - うなぎさん» ドラマ！？有難うございます....！！ (2018年7月13日 14時) (
レス) id: 6910621be3 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎ - 本当に素晴らしい作品に出会ってしまいました。ドラマのような、世界に引き込まれる素敵な小説に出会えた私は本当に幸せです…！続編へ行く前にコメントをしなくちゃ！と使命感にかられてコメントさせていただきました。続編行ってきます！これからも頑張ってください！ (2018年7月12日 16時) (レス) id: 013e93df86 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぉるぅ(プロフ) - シュアさん» はい！病名は後々出そうと思ってたのですがまさにその設定です。笑 (2018年4月8日 22時) (レス) id: 6910621be3 (このIDを非表示/違反報告)
シュア - 主人公は、若年性アルツハイマーですか？ (2018年4月8日 21時) (レス) id: 32a3bf87ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぉるぅ
| 作成日時：2018年3月25日 2時
