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" パチッ "
見慣れない白い天井
鼻の奥がツンっとなるような匂い
居心地が悪いベッド
XM「……病院、？」
LH「おい」
XM「…ルハナ」
LH「いい加減にしろよマジで」
XM「……なにが？」
LH「どうして自分の身体を壊すまでこんな事すんの？」
XM「……お前には分からない」
彼女がいないなら尚更
一緒に住んで、一緒に朝を迎えて夜は一緒に寝て、
かけがえのない存在がなくなったんだ
お前には分からない
LH「ハッ、分かるわけねーだろそんな事」
XM「…なら」
LH「俺はお前の身体を心配してんだ、今Aが〜とか関係ない」
XM「………」
LH「言ったよな？探したりするなら倒れない程度にしろって」
XM「お前に何がわかる」
ルハナが俺を心配してくれているのは分かる
だけど、お前に怒られてもちっとも響かない
LH「……ミンソガ」
XM「Aは俺がこの世に存在する意味なんだよ」
LH「………」
XM「Aは、本当に俺の全てなんだよ」
好きになった当時は俺にとってこんなに
Aが大きな存在になるなんて思ってもなかった
LH「だからって身体を壊していい理由にはならない」
XM「…Aにまた会えるなら、っこんな身体どうなったっていい」
もう何も望まない
せめて、会わせて下さい
もう一度一緒に住みたいなんて望まないから
XM「Aに……っ、会いたい、、ッ」
もう何度泣いただろう
最初は情けないなって思ってたけれど
もう何度も繰り返す事で泣くのが日課のようになる
枯れたはずの涙は止まることを知らなかった
LH「…お願いだから、心配掛けさせるなよ」
XM「Aに会いたいんだよ…っ！！！！」
LH「だから！！！」
XM「Aに会えたら俺はもうどうなっても良い」
この身が滅びようと
もう、どうなっても良いんだよ
一つ、願いを叶えることができるならば
" ミンソク、そ、その…愛してる、！！ "
照れて必死に愛を伝えてくれるAが見たかった
いつでも俺の元へ来てほしい
ずっと、Aだけを待ってるから
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ぱぉるぅ(プロフ) - うなぎさん» ドラマ！？有難うございます....！！ (2018年7月13日 14時) (
レス) id: 6910621be3 (このIDを非表示/違反報告)
うなぎ - 本当に素晴らしい作品に出会ってしまいました。ドラマのような、世界に引き込まれる素敵な小説に出会えた私は本当に幸せです…！続編へ行く前にコメントをしなくちゃ！と使命感にかられてコメントさせていただきました。続編行ってきます！これからも頑張ってください！ (2018年7月12日 16時) (レス) id: 013e93df86 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぉるぅ(プロフ) - シュアさん» はい！病名は後々出そうと思ってたのですがまさにその設定です。笑 (2018年4月8日 22時) (レス) id: 6910621be3 (このIDを非表示/違反報告)
シュア - 主人公は、若年性アルツハイマーですか？ (2018年4月8日 21時) (レス) id: 32a3bf87ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぉるぅ
| 作成日時：2018年3月25日 2時
