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一章 “両面宿儺” ページ3

「探すしかないよな〜」


「学校の中へ行くぞ」


「わかった」


私は伏黒の案に賛成をして百葉箱にあったはずの呪物を探しにいく
だが一つ問題が


「私たちってこのまま探すのか?」


「それしか方法がない」


「……分かった」


確かにそうなのだが……
生徒として潜入するならもっと色んな方法なかったか?
愚痴を伏黒に言いながら行ってた


「ふぅん…ここって意外に変な奴が多そうだな」


「何でそう思うんだ?」


「空気だ」


変な顔をした伏黒を他所にして私もあるいた
二手に別れなかった理由は簡単
特級呪物がもし万が一不出していたら危険きわまりないからだ


「ここの屋上から死んだら迷惑だよな〜」


「まず死のうとするのをやめろ」


「安心しろ呪いを殲滅させるまで死なないからな
まあ死にたい思いは募りに募ってるがな〜それより伏黒“ここ”は凄いな」


私たちの前にあるのは一つのラグビー場だった
そこには大きな呪い──最低でも二級ぐらいの呪い──がいた


「このラグビー場……死体でも埋まってんのか?」


「それはあってんだろう……だがな多分」


あの呪物のせいでもあるだろうというのは
私も伏黒もわかりきったことだからあえて言わないことにした


「これ祓っても良いか?」


「良いんじゃないか?どうせ祓う予定だったし」


「あんがと」


さてと一瞬で終わらせようか
予定を一瞬にして私は術式を発動する


「術式“薫夏風の死神”」


無彩色の死神の鎌が出てきた
目の下に中ぐらいの紅い蓮華が描かれてる
この鎌が私の術式『薫夏風の死神』


「ふっ!」


私は一撃でその呪霊を祓った
まあ二級程度なら私も伏黒もすぐに祓える
勿論比喩じゃないく事実であるのだが私は伏黒より強い


それとは別に思ったことは一つ
気配が大きすぎるこれじゃあどこにあるか検討付かない
困ったと思いながら息をついていると大人数の声が聞こえきた


「陸部の高木と西中の虎杖が勝負すんだよ!」


「砲丸投げで!」


なんかやってるみたいだった
声がした方に視線を向けると先生と生徒が
砲丸投げで勝負しているらしい


「面白そうだな〜私も混ざってみたい」


「んなことしたら元も子も無いだろうが!」


「安心しろ!絶対にしないからな」


にしてもあの薄茶色髪の男は素の身体能力で世界レベルが出るのか
気持ち悪いなと思いながら私は彼を見つめていた

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設定タグ:呪術廻戦 , 原作沿い , 救済有り   
作品ジャンル:アニメ
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桜吹雪@低浮上(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます!頑張りますね〜機会があれば会いましょう! (2021年4月29日 12時) (レス) id: 52e526ba44 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月29日 12時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜吹雪 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年2月2日 13時

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