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「ここ本当に東京?」
「東京も郊外はこんなもんよ?」
「?……五条先生〜伏黒は〜」
「寮に戻ってるよ〜術師の治療を受けて今はグッスリさ〜
新幹線でもかなり寝てたのにね〜写真とっちゃった」
「写真消さないと伏黒に怒られますよ〜
って言うのは建前で後でその写真を後でください」
「良いよ〜」
新幹線が2人席だったのでグッパーした結果伏黒、私と虎杖、五条先生で座っていたが
疲れがあったためか珍しく私の肩に頭を預けて東京に着くまで爆睡していた伏黒
面倒くさかったのが本音で建前は
「めっちゃ爆睡だったな」
「そこまで爆睡してたのか?伏黒?」
「おぅ!途中から私も寝ることにしたけどな!」
「へー!」
五条先生とはなりたくなかったし結果オーライとも捉えながら
虎杖と一緒に歩いていた
「そういえば伏黒と涼風って何年の仲なんだ?」
「三年前か?五条先生に捕まえられて
高専に連れてこられた時に初めてあったのが伏黒だ」
「あのときの董華って荒れ果ててたよね〜
確か僕、術式使った覚えあるもん」
そうだっけ?って思いつつ
私のあのときのことを冷たい記憶の扉から開けた
「確かあん時は失ったものが大きすぎて
全てに絶望して絶対に死ぬって決めてた時期だな」
「あのときは僕でも制御が難しかったしね〜」
少し明るくしていたがほとんどが懐かしむように言ってた
虎杖は無言を貫いていたが何を考えていたのかは私にもわからなかった
「さて……こんな話をしている間についたよ」
ようやく目的地到着した
説明すると年季が入った門の奥にお寺のような建物がちらほらと並んでいる
私らの通う学園って思うと古いよな
「もっかい言うけどさ此処って本当に東京か?」
「東京だぜ〜東京都立呪術高等専門学校
日本に2校しかない呪術教育機関の1校だな〜
前にちょっと言ってたが表向きは宗教系学校らしい」
「この学校を拠点に活動する卒業生の呪術士も多くて
教育のみならず任務の斡旋・サポートも行っている
呪術会の要にもなってるんだよ〜」
と私と五条先生で話す
そういえば二年の先輩に五条先生ににてるとか言われたけど
絶対ににてないと思うんだか?
「とりあえず虎杖はこれから学長と面談ね
下手すると入学拒否られるから頑張ってね」
「えぇ!そしたら俺、即死刑!」
「私も突破したからファイト!」
『なんだ、貴様が頭ではないのか』
その時この場にいないはずの声が聞こえてきた
それも虎杖の体からだ
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桜吹雪@低浮上(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます!頑張りますね〜機会があれば会いましょう! (2021年4月29日 12時) (レス) id: 52e526ba44 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月29日 12時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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