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「覚悟はできた…って事?」


五条は虎杖に聞く。まあさすがにもう戻れないけど
それに対して頭を掻きながら彼は


「全然」


と答える。もう一度言うけど戻れないけどな
私は無言で見ていたが心の中で毒をはいてた?


「なんで俺が死刑なんだよって思ってるよ…

でも呪いはほっとけねぇ」



「……爺さんのことを思ってか?」


「まあ…そうだな」


それで少しわかった。こいつがイカれてる理由が
そしてもう一度思った私に似ていると


「本当面倒くさい遺言だよ…

宿儺は全部喰ってやる

あとは知らん

自分の死にざまはもう決まってんだわ」


「凄っげぇ覚悟だな〜お前〜
似たもん同士って感じるわ」


「それって褒められてんのか?」


「アハハ!」


面白かったのか知らないが五条先生は笑うし
私は私で驚いてるし。変な空間だな


「いいね、君みたいなのは嫌いじゃない
楽しい地獄になりそうだ」


「地獄旅行は楽しい方がいいのか?」


「良いでしょ?何事も楽しまないと!」


「そういうものなのか?」


と私は頭を捻る
五条先生はそんな私にクスッと笑いながら虎杖の方を向いていた


「そうそう、すぐに荷物まとめといてね」


「どっかいくの?」


「「東京」」


声が被った背後を見るといつの間にか伏黒が立っていた
包帯がまかれていてとても元気とは言えないが
まあしゃべれてるし元気な方だろう


「伏黒!」


「「元気そうじゃん!」」


「お前らはこの状態をみて元気って思うか?」


バッチグーとする虎杖、私に対して
ツッコミを入れる伏黒。そこに一言


「しゃべれてるし元気だろう?」


「……それはお前ぐらいが言うんじゃないのか
んで虎杖、お前はこれから俺と涼風と同じく
呪術師の学校に転入するんだ」


「それが東京にあんのか?」


「東京都立呪術高等専門学校って言うらしい
ちなみに五条先生はは1年生の担任で
1年生は私と伏黒と虎杖ともう一人いて合計で4人だな」


「少なっ!」


五条の言葉に驚く虎杖
学校として機能しているのが不思議なぐらいだしな


「てか五条先生」


「何〜董華?」


「此処ってよく宗教学校って誤魔化せましたよね?」


「まあ…それは大人の事情ってやつだよ!ほら行くよ〜」


本当にこれでいいのかと聞きたいぐらい
適当な返事でびっくりしたがまあ大人の事情だししょうがないか
と思いながら伏黒と虎杖と共に東京へ帰っていった

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設定タグ:呪術廻戦 , 原作沿い , 救済有り   
作品ジャンル:アニメ
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桜吹雪@低浮上(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます!頑張りますね〜機会があれば会いましょう! (2021年4月29日 12時) (レス) id: 52e526ba44 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月29日 12時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜吹雪 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年2月2日 13時

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