先輩はお兄ちゃんII (ページ8)

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次の日はお母さんも直人さんが帰ってくる前に家を出た

勿論、先輩とは顔を合わせずに……

「はぁ……」

？「深いため息なんてついてどうしたの？」

そう後ろから聞こえ振り向くとそこに居たのは
この間先輩と一緒にいた泉？さんだった

「あ、、えっ、と」

泉「あ、ごめんね？私、泉香織っていうの！」

泉、香織………

苗字だったんだ。

「あ、私は、藤井Aです……」

泉「あなたって颯太と仲良いの？」

「いや、私なんか全然です！！」

泉「そうだよねぇ笑
　だって颯太のタイプじゃないもーん笑」

そう言って控えめに笑う泉先輩

「っ、」

泉「颯太彼女とか作るタイプじゃないからね～」

この人は、彼女じゃないのか。

泉「ま、叶わないと思うけど頑張って？」

そう言って先輩は行ってしまう

やっぱり、、無理なのかな

あんな美人な先輩が近くにいたら自信なくす、、、

　

平「あ！Aちゃんだ！」

「あ、翔馬くん」

平「今泉さんと話してた？仲良いの？」

「いや、なんか、話しかけられて」

平「…言っちゃ悪いけど俺あの子苦手～」

「え、そうなんですか？」

平「うん。なんか裏ありそうで？笑笑」

「なにそれ笑」

そう笑いながら翔馬くんと学校に向かった