先輩はお兄ちゃんII (ページ14)

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内「さっき、黒ちゃんって聞こえたけど、、、」

「あ、はい。先輩のお友達の黒田くんです。」

内「…仲良いの？」

「普通です…。あ、先輩食べ終わりました？
　そこ置いといてください、洗いますんで！」

内「…ううん。ご飯作ってもらったから俺が洗うよ」

「え、いやでも」

内「いいから」

先輩の圧に負け私は先輩に食器を洗ってもらうことにした。

部屋に戻りため息をついてしまう

「やっぱり気まずかった……」

外を見るとさっきよりも強くなってる暴風

　

雷とかならんよね？？？？

そう思ってるとまた私の携帯が鳴った

黒ちゃんだ

「本当にかけなおしてくるんだね笑」

黒「暇だし！相手してよ！笑」

「仕方ないな～」

それから30分くらいずっと黒ちゃんと通話している

黒「それでさ～、、」

話を聞いていると、

ゴロゴロゴロゴロ

と雷が鳴った

「っ、、、」

黒「びっくりした…今、雷鳴ったよね？」

「…うん、」

黒「大丈夫？？」

「…大丈夫。」

嘘

本当は凄く怖い

雷は昔よく家に一人でいる時になってたから

今でも苦手なまま。

すると今度は外が光り、凄い音がなる

「きゃあっっ！！！」

私は携帯を放って耳を塞ぐ

黒「大丈夫？！！」

黒ちゃんが心配してる。

でも怖くてこの手を離すことができない

うずくまっていると

ノック音がして

内「Aちゃん？！入るよ！？」

先輩が入ってきた