逃げ出した少女、捜索中。【あんスタ】

双子っていいよね。 ページ29

あの後皆から激励を受けて、また控え室に戻った。

私の出番は最後。トリを任せられた。



「緊張してる？」

「してますか？」

「うわ、びっくりした。」


ぼーっとしていると、目の前に現れたのは同じ顔。



「わぁ〜、あなたが女神さま？すっごい美人だね〜」

「ちょっとアニキ、失礼だよ。

すみません急に入ってきて…俺、葵ゆうたっていいます。こっちはアニキの葵ひなた。」

「双子で2winkってグループしてまーす！よろしくお願いします、天魅A先輩！」

「なに、私のこと知ってるの。」

話を聞けばこの学校の生徒なら私のことは知っているらしい。わぁお、それはびっくり。

ゆうたくんもひなたくんも、話してみるととってもいい子ですぐ仲良くなれた。
2winkも今日のライブに出るって。１年生なのに頑張ってるね。


「もうライブ始まりますね。俺たち出番すぐなんで、見ててくださいね！」

「A先輩に応援されたら頑張れる！」

「頑張ってね、ゆうたくん、ひなたくん。」


「「は〜い！頑張ります！」」


双子っていいなぁ。と思いました。

そんなこんな話しているうちに、今日のライブが始まった。



『大変長らくお待たせ致しました！只今より＿＿＿＿＿』

なんて、楽屋のモニターの中で喋っているのはせないずに教えて貰った遊木真くん。

なんか放送委員会が司会やってるらしい。なずな頑張ってるなぁ…かみかみだけど。

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