傷が導くカケラ (ページ39)

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雅紀side

リビングに行くとにのがパソコンを立ち上げて

なにやら葛藤していた

雅「にのどうしたの？」

潤「あぁ、翔くんのパソコンを見つけてね。もしかしたら事件に繋がるなにかがあると思って調べているんだけど・・・どうやらパスワードがかかっているみたいで」

それでにのは解こうとしているわけね

確かにこの中じゃ1番そういうの得意だけどね

和「・・・もう少しで解けそうなんだけどな・・・２人はなにか見つけた？」

智「うん。翔くんの日記をね」

潤「あ、それ俺が誕生日にあげたやつじゃん。翔くん使ってくれていたんだ」

だけど他に有力な物はなかったし

この２つを調べるしかないみたいだね

和「・・・とりあえず今日はこのまま帰る？俺はパソコンの解読をしたいし」

智「・・・見られて不味いデータとかないよね？」

それは・・・分からない

翔ちゃんなら・・・なさそうでありそう

報道やっているし、取材した人の個人情報とか書かれていそうだし

和「・・・それは気をつけるよ。そっちは大丈夫なの？ほら、翔さんって字あんま綺麗じゃないし」

智「・・・頑張って解読するよ」

日記はリーダーに任せて

俺らはそのままお開きした

あ、そういえば明日は・・・マナブのロケか

翔ちゃんに会えないな～

送り迎えはつっちーより少し先輩の

南雲っちか

俺らは個人のマネージャーとかはいなくて

ドラマとかバラエティーを担当する人

移動や日常のケアをしてくれる人

金銭について取り締まっている人とかに分けられているんだ

だから珍しかったんだよね～

あの日、移動の担当が清水さんだった事に

あの人、経済の担当なのに

まあ、あとで話に聞いたらつっちーが他の仕事が入っていて代わりに来たとか

たまにあるよねたまに