傷が導くカケラ (ページ32)

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潤side

雅「そうだ翔ちゃん！プリン食べよ！！」

少し時間が経って相葉くんが言い出したこの一言

そういえば昨日食べる予定だったんだよね

４「「「「いただきまーす！！」」」」

翔「・・・いただきます」

ん・・・美味しい

プリン久しぶりに食べたけど美味しいよ

甘くて、カラメルも絡めるともっと美味しくなるし

相葉くん・・・なかなか美味しいプリン選んだな

智「どう翔くん。美味しい？」

翔「・・・はい。美味しいですよ」

やはり反応が薄い翔くん

いつもの『マジうめぇーぞこれ』

と笑顔でいう君の姿はどこにもなかった

そのせいか

俺はついつい言ってしまった

潤「翔くん。俺が・・・俺らが翔くんの事支えるから。だから・・・抱え込まないで！」

言い終わってからハッとする

まさか自分の口からこんな言葉が出るなんて

和「潤くんはやすぎですよ(笑)」

雅「本当翔ちゃんのこと好きなんだから」

潤「う・・・」

当たり前じゃん

俺は今も昔も翔くんのこと

尊敬しているんだからさ

だけどやっぱり恥ずかしいな

普段言わないことを言うなんて

翔「ありがとうございます松本さん。本当に・・・」

潤「お、おう」

少し声が震えてしまった