スカートは履かない。3 【はじめしゃちょーの畑】

DAY89 。 ページ1

やふへゐside







始めかっから





「ようへいくん」呼びで






しかもタメで






『……待った？」







なんて上目遣いで言われたら









…………////////






ほんとに。





可愛くて。





会う前より








多分１００倍は





好きになった。







今日、今の何倍






好きになるんだろう。









＿＿





話をしながら






なんとなく









「だいちくんたちが会いたがってた」








…そう言ってみる。








きっと「無理」って言われるんだよ、









あんな過去があるんだから。。





＿＿





そう思ってたら







会ってみたいな、なんて言う。









思わず きょとん としてしまう。









「ようへいくんの友達ならきっといい人だから」








その言葉に僕は









胸が熱くなるのを感じた。









＿＿







…それはそうだけど、、







そうなると






だいちくんを呼ばないと。









携帯をポケットから取り出した時








ふと思う。









2人きり…じゃなくなるな、









だいちくんが来ることによって。。。。









それでも貴方は






楽しそうな顔で






僕を見ている









2人じゃなくても








なんとも思わないんだろうな、









そう、





これは



完全に僕の





『 カタオモイ 』





なんだよ。









＿＿




たなっちに電話をかけてみる。




…………出ない。



何やってんだろ、








デートかな、笑









……たなっちは諦めて




だいちくんに電話をかける









電話に出ただいちくんの声は









少し驚いているようで






楽しそうでもあった。









会わせてあげられるなら









それでだいちくんが満足するなら









まあいいか。









2人で会うのは






これが最後ってわけじゃないんだし。









＿＿＿＿









そう。この時僕は






忘れてた。






脳内に無かった。









だいちくんだって






ひとりの







「男」だってこと。

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