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…
g「………青春やなあ………」
「おっちゃん！羨ましい！まぜて！」って一つしか変わらないげろさんが俺らを見て余裕そうに笑う。
n「てか！んなことより、kj、就職どうなんすか！？」
G「………えーーー！？………ああ、……まあまあやなあ。」
踏み込んではいけない、そんな気がした。寂しそうに笑うげろさんに何かあったんだなと流石に俺も、Aも、あらきさんも気づく。
a「えー！頑張ってくださいね！お祝いするんで！」
G「えー！？ほんま！？おっちゃん頑張るわー！」
a「おっちゃんがんばれー！」
G「いや、あらきさんから言われんのはちゃうわ…」
a「………ええ………？」
あらきはスゲェな、やっぱ。何も言えずにいた俺。あらきはさっきの空気を察してこれ以上踏み込まないように声をかける。
m「遅れましたー！おはようございまーす！」
ドタバタと部室にめいちゃんが入ってくる。なんか、今日騒がしいな。
「おはよ、めいちゃん。お昼ぶりだね。」
m「あー！A先輩、おはようございます。あ、その本。」
「あ、そう！めいちゃんがくれた本。綺麗に星が載ってて本当に素敵、今なるせと読んでたの。」
m「え？なるせ星興味あったの？」
驚いた顔のめいちゃん。そういや、お前もかAのこと好きなの。
n「ねえーけど、コイツと星見に行くから予習。」
m「えー！？星見に行くんすか？」
「そう！なるせとあらきさんとね。日程は決めてないんだけど「俺も！」」
m「俺も行きたい！」
…………ハ？ねえねえねえねえ、げろさん。
コイツのどこが奥手なワケ？
「え？いい「お前はダメ！」………ねえ、そんなこと言わないで。」
n「めいちゃんはダメっしょ。」
「いいよ！めいちゃん。」
m「やったー！楽しみっすね。」
n「俺の話ぜんっぜん聞かねえ！！！」
「いいの、こういうのはいっぱいいた方がいいから。」
a「ドンマイ！なるせさん！」
俺の気持ちを知っているあらきさんがニヤニヤしながら、そう言い放つ。ネエ〜！ここに味方いねえの？許せないんだが？
それでも彼女が楽しみにしているからいいか、なんて、俺、ホントコイツに弱いな。
…
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作者名：抹茶ふらぺちーの！ | 作成日時：2023年9月6日 3時
