18 ２日目 ページ18
上田side,
仕立て屋の次に案内されたのはガラス工房。
グラス、花瓶、動物がモチーフの小さいオブジェ。
女子が好きそうなものがたくさん並んでた。
俺は店内をぐるっと一周する。
鳴海:「上田様にはこちらの方がよろしいでしょうか。」
そういうと店の隣にある工房の方を案内してくれた。
明るくてホンワカしてた店とは一変、
数ヵ所の窓から外の光が差し込むだけの暗い工房では
職人のオヤジたちが汗をかきながら作業していた。
このオヤジたちがあんなに繊細なもの作ってんのか、って思ったら何か少し面白かった。
俺はまた食い入るように作業を見る。
邪魔にならないように端っこの方からジッと見ていた。
「兄ちゃん、そんなおっかねぇ顔して見んなや。」
職人の爺さんに声をかけられる。
やべぇ、ガンたれてるように思われたか？
上田:「すみません。つい見入ってしまって。」
そういうと爺さんは笑い出す。
爺さん:「冗談だよ。そんなにこっちの作業見てく人珍しくて、つい声かけたくなっただけだ。
おう、鳴海ちゃんも久しぶりだな。」
鳴海:「ご無沙汰しております。昨日よりご利用のお客様です。ご予定がないとのことでしたので、こちらにご案内させていただきました。」
爺さん:「そうかそうか。それなら兄ちゃん、何か作ってみるかぃ？？」
上田:「え、いいんですか？？」
爺さん:「そんなに一生懸命見てくれたんだ。それに、午後からは暇だからね。若い衆も帰っちまうし。俺が教えてやろう。」
鳴海:「せっかくですので、何か作られてはいかがですか？」
上田:「じゃあお言葉に甘えて。よろしくお願いします。」
爺さん:「よしきた。」
鳴海:「私は一度旅館に戻らせていただきますね。夕方、お迎えにあがります。」
上田:「ありがとう。」
俺はガラス工房で爺さんに教わることにした。
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たつくんの彼女 - たつくんはタバコ吸いません。やめてください。 (2018年8月31日 1時) (
レス) id: 64d70ec9bf (このIDを非表示/違反報告)
Bin(プロフ) - 湖@清光可愛い！！！さん» ありがとうございます！更新出来て無くてごめんなさい！これから頑張ります！ (2017年11月9日 18時) (レス) id: 589b5eb2d2 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い！！！ - 凄く面白かったです！たっちゃんの物語って良いですね！更新頑張って下さい！応援して居りますぞ！ (2017年11月9日 18時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
まるぴん - Binさん» 偏りね！ごめごめ！ (2016年9月5日 16時) (レス) id: 34287fdb03 (このIDを非表示/違反報告)
Bin(プロフ) - まるぴんさん» かたよりがなくていい！ (2016年8月30日 19時) (レス) id: 589b5eb2d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Bin | 作成日時：2016年4月28日 0時
