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上田side.
山咲:「申し訳ありません。こんな格好で…しかもタバコまで､､､」
誰もが想像する【仲居さん】そのものだった山咲さん。
完璧すぎるくらい、無駄がなくてスマートで。
歳上のしっかりした女性に見えるほどに。
でも今目の前にいるのは
長い髪を頭の上でお団子にして、
メガネをかけたラフな格好。
どこにでもいるような普通の25歳の女の子だった。
ギャップには驚いたけど、不思議と嫌じゃない。
むしろ、ぐっと身近な存在に思えて
俺は親近感を感じた。
上田:「いやいや、謝ることじゃないよ。確かに驚いたけど笑」
俺もベンチに座りながらタバコを取り出す。
ふと昼間のことを思い出した。
上田:「なるほど、それでか。」
山咲:「え？」
上田:「部屋ついたときのコーヒー。すげぇ、わかってんなって思った。」
山咲:「一服のあとはお茶よりコーヒーかなって､､､お茶出されても味わかんないしスッキリしないしって思って。」
上田:「旅館ついてすぐ一服しに行ったときも、吸い終わるまで待っててくれたでしょ？？」
山咲:「タバコ吸ってる間って邪魔されたくないから､､､」
そうなんだよな。
一服中ほどリラックスできる時間はない。
考えたいときは一番素の気持ちで考えられるし、
逆に何も考えたくないってときは
『無』になることもできる。
どっちにしろ
一瞬でも邪魔が入ったら終了。
そこに仲間がいるときは別として、
一人で一服するときは大事な時間なんだ。
このOFF、俺の療養が目的なんだとしたら
一番近くにいる存在は
俺にとってノンストレスでなくちゃいけない。
思考が似ているらしい山咲さんは適任だ。
そう思ったら、
今となりにいるこの子に興味がわいた。
上田:「山咲さん、下の名前は？」
山咲:「あ、鳴海です。」
上田:「鳴海ちゃんて呼んでいい？？」
鳴海ちゃんは少し驚いた顔を見せたが、どうぞ、と言ってくれた。
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たつくんの彼女 - たつくんはタバコ吸いません。やめてください。 (2018年8月31日 1時) (
レス) id: 64d70ec9bf (このIDを非表示/違反報告)
Bin(プロフ) - 湖@清光可愛い！！！さん» ありがとうございます！更新出来て無くてごめんなさい！これから頑張ります！ (2017年11月9日 18時) (レス) id: 589b5eb2d2 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い！！！ - 凄く面白かったです！たっちゃんの物語って良いですね！更新頑張って下さい！応援して居りますぞ！ (2017年11月9日 18時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
まるぴん - Binさん» 偏りね！ごめごめ！ (2016年9月5日 16時) (レス) id: 34287fdb03 (このIDを非表示/違反報告)
Bin(プロフ) - まるぴんさん» かたよりがなくていい！ (2016年8月30日 19時) (レス) id: 589b5eb2d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Bin | 作成日時：2016年4月28日 0時
